シェイプは 1 つ以上のスプラインから構成されるオブジェクトです。スプラインはラインまたはカーブを形成する頂点と接続セグメントからなります。頂点を移動したり設定を調整することにより、ラインのシェイプを変更して、その一部をカーブさせたりまっすぐにすることができます。シェイプは他のオブジェクトのベースとして使用したり、アニメーションのパスとして使用することができます。
スプラインという用語は、建築学や船舶設計でカーブを描画するのに使用される薄い木片または金属に由来します。
上: スプライン
中央: スプラインのセグメント
下: スプラインの頂点
シェイプは、通常のレンダリングをする場面には使用しません。次のような目的に使用します。
レンダリングでチューブ状の形状を作成するために、シェイプをレンダリング可能にすることができます。レンダリング可能シェイプは、ビューポートにおいても同じ形状で現れます。
シェイプは、NURBS カーブとすることもできます。NURBS カーブは、スプラインに基づくシェイプを使用するのとまったく同じように使用できます。さらに、NURBS カーブは、カーブおよびサーフェスの複数のサブオブジェクトを含む NURBS モデルのベースとして使用することもできます。
円がパスに沿ってロフトされ、チューブ状のシェイプが作成されます。[シェイプを取得](Get Shape)はコンタ スプラインを選択します。
選択したパスの場所に移動するためにシェイプを必要とするとき、[シェイプを取得](Get Shape)をロフト作成方法として使用します。たとえば、ロフト オブジェクトにする正確な場所においてパス生成した場合に、この方法を使用します。その場所においてロフトを生成するために[シェイプを取得](Get Shape)を使用します。
[シェイプを取得](Get Shape)はパスの現在のレベルと同列に揃えるためにシェイプを移動して、そして回転させます。シェイプの正確な方向づけは[コンタ](Contour)と[バンク](Banking)という名前の他の 2 つのロフト設定によってコントロールされます。
レベル 0 における最初のシェイプの方向付けを解説します。
シェイプの正方向の Z 軸をパスの接線に配列しても、必要とする結果が生じないことが時々あります。シェイプを取得する間に、Ctrl を押して、シェイプの方位を反転させることができます。Ctrl を押すとシェイプを配列させ、シェイプの負方向の Z 軸がパスの接線に配列されます。