「mr Sun」サンライトの設定を調整します。
[基本パラメータ](Basic Parameters)領域
- オン
- 「mr Sun」ライトのオン/オフを切り替えます。 既定値ではチェックマークが付いています。
- 強度
- サンライトの強度のスカラー乗数。 既定値は 1.0 です。
- ターゲット
-
デイライト システムの一部としてではなく、[作成](Create)パネル [ライト](Lights) [フォトメトリック](Photometric)から直接「mr Sun」ライトを追加した場合にのみ、適用できます。 このチェック ボックスにチェックマークが付いていると、ライトがターゲットになり、ターゲットを移動してターゲットの距離を変更することができます。ライトとターゲットとの距離が、チェック ボックスの右側に表示されます。 チェックマークが付いていない場合は、この値を直接設定することができます。
[シャドウ](Shadows)領域
- オン
- ライトがシャドウを生成するかどうかを切り替えます。 既定値ではチェックマークが付いています。
- ソフト
- シャドウ エッジの柔らかさを設定します。 既定値の 1.0 は、実物の太陽光線のシャドウと完全に一致します。値が低いほど、シャドウはより鋭くなり、値が高いほど、シャドウは柔らかくなります。
- ソフト サンプル
- ソフト シャドウを生成するために使用するサンプルの数。 0 に設定すると、シャドウのエッジはシャープになりません。
[スカイ パラメータ](Sky Parameters)領域
- mr Sky から継承
- オンの場合、現在のデイライト システムの mr Sky コンポーネントから同等の設定を使用して、[空気遠近法](Aerial Perspective)以外の残りの mr Physical Sky パラメータを上書きします。 既定値 = オン(推奨)。
[mr Sky から継承](Inherit from mr Sky)をオフにしたときに使用可能になる設定については、「 mr Physical Sky ロールアウト 」を参照してください。
[フォトン](Photons)領域
これらの設定で、グローバル イルミネーションのフォトンの放射先を対象領域に合わせます。たとえば、窓外からモデル化された大都市が見える部屋のシーンで、部屋の内部だけをレンダリングしようという場合、mental ray を使って都市全体にフォトンを放射するのは、あまり意味がありません。そんな処理をしても、結果として部屋の中に入ってくるフォトンの数はごく少量だからです。
- フォトン ターゲットを使用
- このチェック ボックスにチェックマークが付いていると、ライト ターゲットに[半径](Radius)設定が使用されます。
- 半径
- mr Sun が GI フォトンを放射するターゲットからの半径距離を設定します。
- 設定日、時間および場所
-
これをクリックすると、3ds Max コマンド パネルの[モーション](Motion)タブが表示されます。このタブでは、日付、時間、場所を設定できます。