[頂点カラー](Vertex Colors)領域

プロ オプティマイザーによる頂点カラーの割り当てられたオブジェクトの処理方法をコントロールします。

インタフェース

頂点カラーを保持

チェック マークを付けると、プロ オプティマイザー頂点カラー データを保持します。チェック マークが付いていない場合、頂点カラーは破棄されます。既定値ではチェック マークは付いていません。

オブジェクトに頂点カラー データが含まれていない場合、このコントロールは使用できません。

頂点カラー境界を保持

このコントロールは、[頂点カラーを保持](Keep Vertex Colors)にチェック マークが付いている場合にのみ使用可能です。チェック マークを付けると、プロ オプティマイザーは頂点カラー間の境界を保持します。チェック マークが付いていない場合、頂点カラーの境界は無視されます。既定値ではチェックマークは付いていません。

  • [許容度](Tolerance)これは[頂点カラー境界を保持](Keep VC Boundaries)にチェック マークが付いている場合にのみ使用可能です。[許容度](Tolerance)の値によって、頂点カラーの境界の処理方法をコントロールできます。値が 0 (既定値)のとき、隣接する頂点とは異なるカラーを含む頂点がすべて保持されます。値が 255 (既定値)のときは、隣接する頂点が異なる頂点カラーを含む場合でも、すべての頂点が削除されます。
    ヒント: [許容度](tolerance)を 20 に設定すると、ほとんどのカラーの境界は保持されますが、妥当な範囲の最適化も可能になります。

    オリジナルのオブジェクト

    頂点カラーによってオブジェクトが照明されているように見える

    [頂点カラーを保持](Keep Vertex Colors)にチェック マークが付いていない場合

    オブジェクトの 2 つのマテリアルは表示されるが、頂点カラーは失われている

    [頂点カラーを保持](Keep Vertex Color)にチェック マークが付いている場合

    [許容度](Tolerance)= 0

    赤い部分がフリーズされたポイント。各ポイントのカラーは隣接するポイントとは異なるため、ほぼすべての面がフリーズされ、最適化されていない

    [頂点カラーを保持](Keep Vertex Color)にチェック マークが付いている場合

    [許容度](Tolerance)= 35

    赤い部分がフリーズされたポイント。重要なカラー変化を含む中心部分のみがフリーズされている

    [頂点カラーを保持](Keep Vertex Color)にチェック マークが付いている場合

    [許容度](Tolerance)= 90

    赤い部分がフリーズされたポイント。2 つのマテリアル間の境界のみがフリーズされている