[パイプ ネットワーク コンポーネント](Pipe Network Component)ロールアウト

パイプ ネットワークは、関連するパイプと構造コンポーネントのセットを管理するためのコンテナの役割を果たします。

パイプ ネットワークとは

AutoCAD Civil 3D では、パイプ ネットワークのオブジェクトが、関連するパイプと構造コンポーネントのセットを管理するためのコンテナの役割を果たします。 通常、それぞれのパイプ ネットワーク コンテナ内のパイプと構造は互いに接続されており、1 つのパイプ配管またはパイプ ネットワークを形成しています。 パイプ ネットワークには、パイプと構造物のどちらか一方か、または両方を含めることができます。通常は、両方が含まれます。

Civil View では、パイプ ネットワークは関連するパイプと構造コンポーネントの開いているグループによって表されます。 このグループは既定では開いたままになっているため、各パイプ ネットワーク内の個々のコンポーネントを必要に応じて選択したり編することができます。 ただし、読み込まれたパイプ ネットワークのグループをマニュアルで閉じることもできます。

Civil View は読み込まれたパイプ ネットワークにマテリアルを自動的に割り当てません。

パイプ ネットワークの完全な概要については、「AutoCAD Civil 3D User Documentation」を参照してください。

[データ ソース](Data Source)パネル

選択したパイプ ネットワーク構造またはパイプ コンポーネントに関するソース情報を表示します。

[ソース情報](Source Information)領域

ソースの親名
選択したコンポーネントが含まれている読み込まれた元のパイプ ネットワークの名前を表示します。
ソースのフィーチャ名
選択した構造またはパイプ コンポーネントの元の名前を表示します。

[読み込まれた日付](Date Imported)領域

指定したソース ファイルのデータから親パイプ ネットワークが作成された日付と時刻。

[ソース ファイル](Source File)領域

ファイル名
親パイプ ネットワークが派生したソース ファイルの名前とパス。
ファイルの最終変更
ソース データ ファイルが最後に更新された日付です。

オブジェクトが読み込まれた日付よりもこの日付が後にある場合、選択したパイプ ネットワークと現在のソース設計データが同期されないことを示します。

ソース ファイルが見つからない場合、この値は空白になります。

更新
元のソース読み込みファイルからパイプ ネットワークをクリックして更新します。 このボタンは、元のソース ファイルが元のパス上に見つからない場合は無効となります。

詳細は、「 Civil View オブジェクトを更新する 」を参照してください。

ヒント: [読み込まれたオブジェクト マネージャ](Imported Object Manager)を使用して、複数のパイプ ネットワークを同時に更新することができます。

[構造](Structure)パネル

構造コンポーネントを選択すると表示されます。 選択した構造コンポーネントに関連する次元データおよび属性データが表示されます。

[パイプ](Pipe)パネル

パイプ コンポーネントを選択すると表示されます。 選択したパイプ コンポーネントに関連する次元データおよび属性データが表示されます。

[ネットワーク](Network)パネル

選択したパイプ ネットワークの一部を形成する関連パイプ コンポーネントおよび構造コンポーネントの概要が提供されます。