サウンド ヘルパーは、3D (スペース)または周囲サウンドをシーンに設定します。
サウンドは 1 つのポイントに配置することができ、球形または長円体パターンでサウンドを放射します。長円体は特定の方角に鋭く、そしてサウンド位置からおおよその方向にフォーカスを当てるために形成されます。サウンド ノードは同様に、サウンド ノードから指定された距離において減少する周辺サウンドを表現するために使用されます。
ヘルパーの赤い長円体は、サウンドを聴くことができる最も外側の距離を表します。青い長円体は、最大強度のサウンドの範囲を表します。青と赤の長円体の間は減衰領域で、ボリュームの強弱が変わります。ヘルパーの矢印はサウンドが放射する方向を示します。
注: サウンド ヘルパー オブジェクトは、シーン内の既存のオーディオ クリップにリンクしている必要があります。このため、サウンド ヘルパーが再生できるように、シーン内にオーディオ クリップを配置する必要があります。
手順
[サウンド](Sound)ヘルパー オブジェクトを作成するには:
- [サウンド](Sound)ヘルパー オブジェクトを追加するには、次のようにします。 まず[サウンド](Sound)ボタンをクリックします。次に、トップ ビューポート内でクリックしてドラッグし、そのアイコンを作成します。
- [オーディオ クリップを選択](Pick Audio Clip)を選択し、シーン内の[オーディオ クリップ](Audio Clip)ヘルパー オブジェクトを選択します。
- アイコンを回転して、サウンドの放射方向を決定します。
- コントロールを使って、再生サウンドの範囲と強度を調整します。
インタフェース
[サウンド](Sound)ロールアウトには次のオプションがあります。
- 強度
- サウンドの大きさを設定します。最大ボリュームは 1.0 です。
- 優先順位
- シーンに複数のサウンドがあり、ブラウザがすべてを再生することができない場合には、サウンドの相対的な重要性を設定します。0 (ゼロ)が最も低い優先順位です。1 が最も高い優先順位です。
- 立体化
- 3D サウンドを生成します。空間サウンドは場面の特定ソース位置を持っています。このチェック ボックスにチェックマークが付いていない場合、サウンドは周囲サウンドになります。
- [最小前面/背面](Min Front/Back)、[最大前面/背面](Max Front/Back)
- 赤と青の長円体を表示して、サウンド効果の範囲を設定します。青い長円体のサウンドは最大ボリュームです。赤い長円体の外ではサウンドは聞きとれません。青と赤の長円体の間は減衰範囲で、ボリュームの強弱が変わります。
[オーディオ クリップ](Audio Clip)領域
- オーディオ クリップを選択
- オーディオ クリップを選択します。このボタンをクリックして、オーディオ クリップ ヘルパー オブジェクトをクリックします。オーディオ クリップが既にシーンにあって、それと関連するサウンド ファイルが必要です。
- アイコン サイズ
- シーンにおけるヘルパーのサイズを決定します。