CATIA トランスレータ リファレンス

CATIA® (Computer Aided Three-dimensional Interactive Application)は、マルチプラットフォーム CAD/CAM/CAE 商用ソフトウェア スイートです。CATIA V4 は UNIX バリアントで実行しますが、CATIA V5 は Windows でも実行します。CATIA V4 と CATIA V5 によって使用されているファイル形式は異なります。IMPORT[読み込み]コマンドでは、CATIA V4 と CATIA V5 の両方がサポートされています。

次のデータ タイプが変換されます。

注: このトピックでリストされている形式の一部は、個々の AutoCAD ベース製品では使用できない場合があります。

CATIA V4

IMPORT コマンドでは、CATIA V4 のすべてのバージョンがサポートされています。

次の CATIA V4 ファイル形式を読み込むことができます。

IMPORT コマンドは、CATIA V4 のすべてのアセンブリ構造をブロックとブロック参照にマッピングします。入力 CATEA V4 ファイルの個々のパーツはブロックにマッピングされ、モデル空間から参照されます。アセンブリは「パーツ」ブロックをネストすることにより形成されます。

CATIA V4 モデルには、不可視/非表示に設定されたコンポーネントを含めることができます。ただし、いったん読み込むと、CATIA での表示状態に関係なく、すべてのジオメトリが表示されます。

CATIA V4 の *.exp ファイルには複数のモデルを含めることができます。ただし、IMPORT コマンドのセッションごとに 1 つのモデルしか読み込めません。このため、IMPORT コマンドでは、複数のモデルが検出されると、読み込むモデルを指定するように求めるプロンプトが表示されます。

CATIA V5

IMPORT コマンドでは、CATIA V5 のバージョン 9 から 20 までがサポートされています。

次の CATIA V5 ファイル形式を読み込むことができます。

*.CATPart ファイルを読み込むと、元のファイルと同じ名前のブロックが生成されます。ファイル名に無効な文字が含まれている場合、対応するブロックではこのような文字は下線(_)に置き換えられます。