断面図ブロックの構成要素を整理しやすくするために、画層名にカスタム接頭辞またはカスタム接尾辞を追加します。
[断面オブジェクトの設定]ダイアログ ボックスの[画層]リストから、[新しい画層名を設定]を選択します。
既定では、断面図ブロックのすべてのジオメトリは画層 0(ゼロ)に置かれます。しかし、交差境界や交差塗り潰しのような断面図ブロックの構成要素を整理しやすくするために、接尾辞や接頭辞のラベルを指定できます。断面図ブロックを挿入すると、断面図ブロックの構成要素は、断面オブジェクトを含む画層の名前と、指定した接頭辞または接尾辞とを組み合わせた名前の新しい画層に置かれます。複数の画層にあるオブジェクトが断面平面に含まれている場合、複数の新しいオブジェクトの画層が作成されます。
たとえば、"_kitchen" という接尾辞を作成し、次に[断面オブジェクトの設定]ダイアログ ボックスの[交差の境界]領域で *ObjectByLayer*_kitchen を選択したとします。オブジェクトが画層 Walls と Cabinetry 上に分かれている断面図ブロックを作成すると、交差境界のブロック ジオメトリを含む 2 つの新しい画層 Walls_kitchen と Cabinetry_kitchen が作成されます。
その後は、プロパティを変更することで、一連のブロック構成要素の外観を簡単に修正できます。[断面オブジェクトの設定]ダイアログ ボックスで、[色]などのプロパティが優先オブジェクトとして設定されている場合は、その場所でプロパティを変更できます。プロパティを ByLayer に設定している場合は、[画層プロパティ管理]の[画層]パレットで変更できます。
次のオプションが表示されます。
断面図ブロックの構成要素の画層名に識別文字を追加するかどうかと、その追加方法を指定します。
断面図ブロックが挿入されるときに構成要素ジオメトリを含む画層の名前に追加する識別文字を指定します。