AutoLISP を使用してシステム変数 MODEMACRO を設定します。
AutoLISP を使用して、システム変数 MODEMACRO に文字列を割り当て、その結果をステータス バーに表示することができます。短い文字列を構成要素にして完全な MODEMACRO 文字列を組み立てるためには、AutoLISP の strcat 関数を使用します。
(defun C:ACADMODE() (setvar "modemacro" (strcat "Layer $(substr,$(getvar,clayer),1,8)" "$(if,$(getvar,orthomode), Ortho)" "$(if,$(getvar,snapmode), Snap)" "$(if,$(=,$(getvar,tilemode),0)," "$(if,$(=,$(getvar,cvport),1), P)" ")" ) ) )
次のサンプルでは、 S::STARTUP 関数を使用して mode1.lsp という名前の AutoLISP ファイルをロードし、これによってシステム変数 MODEMACRO に文字列を設定しています。
;;; S::STARTUP loads the file MODE1.LSP which defines a MODEMACRO string (defun S::STARTUP ( ) (load "mode1") (princ) ) ;;; Additional AutoLISP files can also be defined or loaded here
AutoLISP ファイルの mode1.lsp がロードされると、システム変数 MODEMACRO はステータス バーに情報を表示するように設定されます。表示される文字列は、L: で始まり、その後に現在の画層名の最初の 8 文字、図面名とパスの一部、そして現在のアクティブなモードそれぞれの名前の最初の 1 文字となります。図面名の位置は、画層名の長さに関係なく一定です。
;;; MODE1.LSP (setvar "modemacro" (strcat "L:$(substr,$(getvar,clayer),1,30)" "$(substr, ,1,$(-,30,$(strlen,$(getvar,clayer)))) " ;; ^^^^^^^^ Note the 8 spaces here "<.." "$(if,$(eq,$(getvar,dwgname),UNNAMED),UNNAMED," "$(substr,$(getvar,dwgname)," "$(if,$(>,$(strlen,$(getvar,dwgprefix)),29)," "$(-,$(strlen,$(getvar,dwgprefix)),29),1" ")," "$(strlen,$(getvar,dwgname))" ")" ")" ">" "$(if,$(getvar,orthomode), O, )" "$(if,$(getvar,snapmode), S, )" "$(if,$(and," "$(=,$(getvar,tilemode),0),$(=,$(getvar,cvport),1)),P)" ) )
AutoLISP の menucmd 関数を使用すると、AutoLISP ルーチンで DIESEL 式を評価することもできます。