[アイコンを追加 - コマンド]ダイアログ ボックス

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 コマンド入力:  AEMENUWIZ

アイコンを設定して、AutoCAD のコマンドや AutoCAD Electrical のコマンドを実行したり、スクリプト ファイルを実行することができます。たとえば、専用の AutoCAD Electrical コマンドをエンコードして多極の回路図シンボル アセンブリ、単結シンボル、パネル機器を挿入するためのアイコンを設定することができます。

[アイコン メニュー ウィザード]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックすると、アイコン名とコマンド文字列がアクティブな *.dat ファイル(ACE_JIC_MENU.DAT など)に保存されます。アイコンは、[コンポーネントを挿入]ダイアログ ボックスのシンボル プレビュー ペインで既存のアイコン イメージの最後に表示されます。

注: パネル メニュー ファイルを修正する場合は、パネル シンボルの挿入にこのコマンドを使用します。また、3 極回路図シンボルまたは単結シンボルの挿入にも使用します。

修正するメニュー ファイルを選択し、[OK]をクリックします。[アイコン メニュー ウィザード]ダイアログ ボックスで[追加]をクリックし、[コマンド]を選択します。

[アイコン メニュー ウィザード]ダイアログ ボックスのシンボル プレビュー ペインで右クリックして[アイコンを追加] [コマンド]を選択することによって、このダイアログ ボックスにアクセスすることもできます。

ヒント: どの *.dat ファイルがアクティブであるかを確認するには、[プロジェクト プロパティ]ダイアログ ボックスの[プロジェクト設定]タブにある[ライブラリとアイコン メニューのパス]セクションで、[回路図アイコン メニュー ファイル]オプションを展開します。これが、*.wdp ファイルにリストされている回路図アイコン メニュー ファイルです。

[アイコンの詳細]

アイコンの名前およびイメージを定義します。

[プレビュー]

指定したイメージ ファイルのイメージ プレビューが表示されます。

[名前]

アイコンに表示される名前、アイコンの説明テキストおよびツールチップを指定します。

[イメージ ファイル]

新しいアイコンで使用するイメージ ファイルを指定します。イメージ ファイル名(または絶対パス)を入力するか、次のいずれかの方法でイメージ ファイルを選択できます。

  • [参照]: アイコンに使用する既存のイメージを検索します。.sld または .png イメージを参照できます。
  • [クリック]: イメージ ファイル名として使用する現在の図面上の既存のブロックを選択します。たとえば、ブロック HPB11 を選択した場合は、[イメージ ファイル]編集ボックスには HPB11 と表示されます。
  • [アクティブ]: (図面が新規図面で保存されていない場合は使用不可)。アクティブな図面の名前が、イメージファイルとして使用されます。たとえば、アクティブな図面の名前が demo005 の場合は、[イメージ ファイル]編集ボックスに demo005 がファイル名として表示されます。

参照したイメージは Images フォルダにコピーされ、.dat ファイルに相対パスとして保存されます。イメージを Images フォルダにコピーしない場合は、イメージのパスをクォーテーション マークで囲みます。.dat ファイルに相対パスではなく絶対パスで保存されます。入力するイメージ ファイル名として、PB1 や CONTROL RELAY、または拡張子付きのファイル名(pb1.png など)を指定できます。また、構文 {slide_library or dll file (slide or .png)} に従って指定することもできます。たとえば、S2(pb)、S7(control_relay) のように指定できます。

注: イメージ ファイル名には ¥ / : " ? などの無効な文字を含めることはできません。< > | および .png、.sld イメージ ファイルのみがサポートされています。

[現在のスクリーン イメージから PNG を作成]

現在のスクリーン イメージから .png イメージ ファイルを作成します。指定したイメージ ファイルが存在しない場合、このチェック ボックスは既定ではオンになっています。現在の図面に表示されるイメージからアイコンを作成しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。

注: イメージ ファイル名を構文 {slide_library or dll file (slide or .png)} を使用して入力した場合(たとえば、S2(pb)、S7(control_relay) など)は、このオプションは使用できません。[イメージ ファイル]編集ボックスに、イメージ ファイル名ではなくイメージ ファイル パスが入力されている場合も使用できません。

[ズーム]

([現在のスクリーン イメージから PNG を作成]がオンの場合にのみ使用可能)。AutoCAD の PAN[画面移動]コマンドを使用して、現在のスクリーン イメージを拡大表示します。[画面移動]モードを終了して[Enter]を押すと、ダイアログ ボックスが再表示され、新しいアイコンの定義を完了できます。

[場所]

(このオプションは、イメージ ファイルを指定すると表示されます。)イメージ ファイルの場所(新しいイメージが作成される場所、または参照したイメージがコピーされる場所)の絶対パスが示されます。[イメージ ファイル]に、構文 {slide_library or dll file (slide or .png)} を使用してファイル名を入力した場合は、.dat ファイルまたは WD_SLB フォルダのパスがここに表示されます。

[実行するコマンド]

注: AutoCAD Electrical のコマンドを選択した場合は、指示に従って必要なパラメータを手動で入力します。

[コマンド]

AutoCAD コマンドまたは AutoCAD Electrical ルーチンの実行を指定します。引数を指定して実行するコマンド名を入力できます。

パネルおよび回路図の多極シンボル、および単結シンボルを挿入するための AutoCAD Electrical コマンドをリストから選択するには、[リスト]をクリックします。これにより、シンボルを挿入する適切なコマンドの作成がより簡単に行えます。

[パラメータ]

特定の AutoCAD Electrical コマンドのコマンド パラメータが表示されます。コマンドにパラメータがない場合は、値"なし"が表示されます。