[マイグレーション オプション]ダイアログ ボックス

PLC データベース ファイルを移行するためのオプションを使用できます。

スプレッドシートから PLC/IO ユーティリティでは、モジュール カテゴリを使用してモジュールの挿入点を計算します。

AutoCAD Electrical 2009 より前のバージョンでは、スプレッドシートから PLC/IO ユーティリティは、[説明]フィールドの値またはデータベース表名に基づいてモジュールの分類を特定していました。たとえば、[説明]フィールドに文字列「*IN*」が含まれる場合は、入力モジュールと判断されていました。AutoCAD Electrical 2009 以降では、PLC データベースに[分類]フィールドが含まれます。

マイグレーション ユーティリティでは、PLC データベースの[説明]フィールドの値を、入力、出力、または組み合わせとして割り当てた値と比較します。値が一致しない場合は、データベース名が比較されます。[説明]フィールドまたは表名が一致した場合、そのモジュールに[分類]値が入力されます。

入力

[説明]値と一致させるために使用する、文字、カンマ区切りを入力します。値が一致した場合、モジュールに[分類]値 1 が入力として割り当てられます。

出力

[説明]値と一致させるために使用する、文字、カンマ区切りを入力します。値が一致した場合、モジュールに[分類]値 2 が出力として割り当てられます。

組み合わせ

[説明]値と一致させるために使用する、文字、カンマ区切りを入力します。値が一致した場合、モジュールに[分類]値 3 が組み合わせとして割り当てられます。

既存の設定を上書き

選択すると、既存の[分類]値が上書きされます。選択されていない場合は、空白の[分類]フィールドのみ変更されます。

マイグレーション ユーティリティは、これらの値に基づいて PLC データベース内のすべての表を更新します。

注:

文字内の空白は、検索文字列の一部として考慮されます。たとえば、「IN{空白}*」は「IN module」と一致しますが「INPUT」とは一致しません。

モジュールに一致しない場合、[分類]値は変更されません。PLC データベース ファイル エディタを使用して、モジュールに分類を割り当てます。[モジュールの仕様]ダイアログ ボックスの[スプレッドシートから PLC I/O ユーティリティ挿入点]オプションを選択します。