サーフェスでの外部の参照データには使用上の制限が課せられます。
標準の AutoCAD 外部参照の操作を使用することは、ある図面のサーフェスを他の図面に持ち込む便利な方法です。この方法は表示を目的とする場合には最適ですが、外部参照データで編集コマンドを使用する場合には制限があります。たとえば、REFEDIT を使用すると、外部参照の図面内からポリラインを選択し、それらを等高線、ブレークライン、または境界として一時的にサーフェスに追加できます。ただし、REFEDIT モードを終了すると、サーフェスとデータ間のリンクは無効となります。このため、サーフェス再作成の操作後にリンクは失われ、サーフェスはデータデータ内の変更内容に対応しなくなります。この問題を解決するために、サーフェスにはポリラインのオブジェクト ID ではなくポリライン ポイントのリストがあります。この結果、サーフェスを再作成することができますが、サーフェスへの追加時の状態の外部参照データが常に使用されます。
詳細は、AutoCAD ヘルプのトピック、「参照図面とブロック内の選択したオブジェクトを編集する」を参照してください。