AutoCAD Civil 3D API の新機能

.NET の変更

このセクションでは、2017 リリースの AutoCAD Civil 3D .NET API の変更点について説明します。

コリドー

  • コリドーを計画線から作成するかどうかを判断するための新しい API が追加されました。この新しい API は「IsFeatureLineBased」という名前です。この API は、MgAeccOffsetBaseline や MgAeccBaseline などのオブジェクトで呼び出すことができます。この API では、入力パラメータを指定する必要はありません。結果はブール値で返されます。コリドーが計画線ベースの場合は、true が返されます。
  • 以下についても更新されました。
    [クラス名] [API 名] [変更]
    BaseBaseline SetAlignmentAndProfile 計画線ベースのコリドーの場合、線形と縦断の設定が失敗し、「計画線ベースの基線上での操作は無効です」という内容の例外がスローされます。
    OffsetBaseline AlignmentId::get 計画線ベースのコリドーの場合、NULL が返され、「計画線ベースの基線上での操作は無効です」という内容の例外がスローされます。
    ProfileId::get 計画線ベースのコリドーの場合、NULL が返され、「計画線ベースの基線上での操作は無効です」という内容の例外がスローされます。
    setAlignmentProfile 計画線ベースのコリドーの場合、線形と縦断の設定が失敗し、「計画線ベースのオフセット基線上での操作は無効です」という内容の例外がスローされます。
    isAlignmentDuplicateOnMainBaseline 計画線ベースのコリドーの場合、false が返され、「計画線ベースのオフセット基線上での操作は無効です」という内容の例外がスローされます。
    基線 AlignmentId::get 計画線ベースのコリドーの場合、NULL が返され、「計画線ベースの基線上の操作は無効です」という内容の例外がスローされます。
    ProfileId::get 計画線ベースのコリドーの場合、NULL が返され、「計画線ベースの基線上の操作は無効です」という内容の例外がスローされます。
    setAlignmentProfile 計画線ベースのコリドーの場合、線形と縦断の設定が失敗し、「計画線ベースの基線上での操作は無効です」という内容の例外がスローされます。

COM の変更点

COM API を使用している場合、オブジェクトのバージョンを(AutoCAD Civil 3D 2015 で使用されていた 10.5 から) 11.0 に更新する必要があります。公開されているオブジェクトとインタフェースは変わりませんが、既定で C:¥Program Files¥Common Files¥Autodesk Shared¥Civil Engineering 110 にインストールされる新しいライブラリを参照する必要があります。