概要 - 点群オブジェクト

点群は、3D ポイント データを読み込んで作成した AutoCAD Civil 3D オブジェクトです。

AutoCAD Civil 3D 2017 では、点群オブジェクトを作成したり、点群オブジェクトのスタイルや表示プロパティを設定することができます。

点群のチュートリアル

点群のソース データ ファイルを読み込むと、AutoCAD Civil 3D によってこのデータが処理され、外部点群データベースが作成されます。点群データベースは、.iati.isd、および .prmd の 3 つのファイルで構成されます。ISD (.isd)ファイル形式が主要な点群データベースの形式です。

注: .rcs および .rcp 点群ファイルの使用の詳細は、AutoCAD ヘルプの「概要 - 点群を使用する」を参照してください。

点群コンポーネント

AutoCAD Civil 3D 点群オブジェクトには、次のコンポーネントが含まれています。

次の図に、点群オブジェクトの各種ビューと基本コンポーネントを示します。

1 - 境界ボックス、2 - 点群のポイント データ

点群オブジェクトのアイソメ ビューに表示される点群コンポーネント:

1 - 最大 Z 座標、2 - 最小 Z 座標

点群オブジェクトの正面図

1 - 最小 X 座標、3 - 最大 X 座標

2 - 最大 Y 座標、4 - 最小 Y 座標

点群オブジェクトの平面図

[点群]コレクション([プロスペクター]タブ)

図面内の点群にアクセスするには、[プロスペクター]ツリーの[点群]コレクションを使用します。作成した点群オブジェクトは、[点群]コレクションの下に名前付きの点群として表示されます。