InfraWorks 360ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスを使用して、AutoCAD Civil 3D に読み込む Autodesk InfraWorks 360 データの選択、AutoCAD Civil 3D 図面の座標系の指定、オブジェクトを制御するファイルの指定を行います。

InfraWorks 360モデル

開く InfraWorks 360 モデルを指定します。 をクリックし、ローカルの InfraWorks 360 モデル(SQLITE ファイル)または InfraWorks 360 から書き出した IMX ファイルを選択します。 SQLite ファイルを選択すると、モデル内で最後にアクセスされた InfraWorks 360 計画が使用されます。
注: InfraWorks 360 がコンピュータにインストールされていない場合は、SQLite ファイルを選択するオプションは使用できません。

座標系

InfraWorks 360 モデルおよび AutoCAD Civil 3D 図面の座標系に関する情報を表示します。

[座標系を設定]
AutoCAD Civil 3D 図面の座標系の指定に使用できるオプションのダイアログ ボックスが開きます。

InfraWorks 360 データを読み込むには、AutoCAD Civil 3D で座標系が指定されている必要があります。 InfraWorks 360 モデルと図面の座標系が一致しない場合は、AutoCAD Civil 3D ファイルのデータが、InfraWorks 360 図面で指定した座標系に変換されます。

[タスク]ダイアログ ボックスでは、次のオプションを使用できます。

  • InfraWorks 360 モデル座標系を使用する: InfraWorks 360 モデルで使用する UCS に図面を設定します。
    重要: モデル ビルダーで作成された InfraWorks 360 モデルは既定で LL84 座標系を使用します。 ただし、AutoCAD Civil 3D は緯度経度座標に基づく座標系をサポートしていません。 このため、InfraWorks 360 モデルで LL84 または別の緯度経度座標系が設定されている場合、[タスク]ダイアログ ボックスのいずれか別のオプションを使用してください。
  • 図面の座標系を選択: [図面設定]ダイアログ ボックスを開いて座標系を選択します。
  • 座標系 [UTM coordinate system] を使用: 推奨される座標系に図面を設定します。
    注: このオプションは図面でメートル単位を使用するよう設定している場合に使用できます。

選択領域

注: 開く IMX ファイルを選択している場合、[選択領域]オプションはグレー表示されます。
[InfraWorks 360 モデルのオブジェクト範囲]
InfraWorks 360 モデルの範囲全体を読み込みます。
[対象領域]
[領域を選択]オプションを使用して、領域を選択できるようにします。
[領域を選択]
InfraWorks 360 データの読み込み先となる領域を定義できるようにします。 [領域を選択]をクリックすると、図面上のオンライン マップのディスプレイがオンになるため、選択する領域を確認できます。 マップの領域を選択すると、選択ウィンドウを形成する長方形がサーフェスの境界となり、AutoCAD Civil 3D に読み込まれます。 選択ウィンドウ内にあるか、選択ウィンドウを横断するその他のオブジェクト(道路など)は、AutoCAD Civil 3D に完全に読み込まれます。

オンライン マップ データを使用するには、Autodesk® 360 アカウントとインターネット接続が必要です。 Autodesk 360 アカウントを持っていない場合は、Autodesk 360 の[ログイン]ダイアログ ボックスを表示するときに作成するか、または www.autodesk.com/launch-a360 に移動してアカウントを作成することができます。

注: InfraWorks 360 モデルを開いた後にディスプレイをオフにする場合は、[地理的位置]タブ、 [オンライン マップ]パネル、 [ハイブリッド マップ]、 [マップをオフ]をクリックします。

オブジェクト設定

[フォルダ仕様]
使用するオブジェクト設定ファイルを格納しているフォルダを指定します。 をクリックしてフォルダを選択します。

オブジェクト設定ファイルは、AutoCAD Civil 3D に読み込むオブジェクトのタイプおよびオブジェクトの設定を指定します。さまざまなシナリオを処理するため、複数のファイルを設定することができます。

定義済みオブジェクト設定ファイルは、次のフォルダに用意されています。

  • C:\ProgramData\Autodesk\C3D 2017\jpn\Data\InfraWorks Object Settings\Metric
  • C:\ProgramData\Autodesk\C3D 2017\jpn\Data\InfraWorks Object Settings\Imperial

次の定義済みオブジェクト設定ファイルが提供されます。

  • All Objects.xml: すべてのタイプの InfraWorks 360 オブジェクトを読み込みます
  • Design Objects.xml: InfraWorks 360 設計オブジェクトのみを読み込みます
  • Planning Objects.xml: InfraWorks 360 計画オブジェクトのみを読み込みます
[選択リスト]
使用する設定ファイルを指定します。
オブジェクト設定ファイル コマンド

新しいファイルの作成、現在のファイルのコピー、現在のファイルの編集を行います。

選択セット

[選択セットを調整]
AutoCAD Civil 3D に読み込むオブジェクトの選択セットを微調整する際に使用できる[選択セットを調整]ダイアログ ボックスを開きます。