2D 面取りについて

Inventor HSM の面取りフィーチャを使用する方法は、CAD モデルに既に面取りされたフィーチャがあるかどうかによって 2 つあります。



CAD モデル(面取りなし)



CAD モデル(面取りフィーチャあり)

どちらの場合でも、モデルを面取りするには、2D 輪郭加工方法を使用することができます。

最初に、面取りミル工具を定義して選択します。これにより、[パス]タブの下にある[2D 輪郭]パラメータ グループの[面取り]オプションが自動的に有効になります。



[面取り]パラメータ

面取り幅:

面取りの(追加の)幅です。

面取りされていないエッジの場合、これは面取りの最終的な幅です。

面取りされたエッジの場合、これは追加オフセットで、負の放射状仕上げ代の使用に似ています。

面取り先端オフセット:

これは、ツールパス放射状オフセットを調整することにより選択したエッジと工具との接触を維持したまま、ツールパスの深さに追加されます。

面取りありの CAD モデルも、面取りなしの CAD モデルも、[面取り幅]パラメータと[面取り先端オフセット]パラメータを使用して処理することができます。

モデルのエッジを面取りしていない場合は、必要な大きさの幅を設定し、次に、工具のサイズに応じて先端オフセットを調整します。

モデルが既に面取りされている場合は、最も簡単な方法として、面取りの下側のエッジを選択します。これにより、この位置に工具の面取りコーナーが配置され、下側のエッジの少し下に移動する場合に先端オフセットを調整する必要があるだけになります。

注: ボール工具とブルノーズ工具の面取りもサポートされています。