2D および 3D モデルを DWF にパブリッシュしてレビュー担当者と共有するには

Autodesk Design Review で表示するために、図面、パーツ、iPart、iAssembly、溶接、シート メタル パーツ、およびプレゼンテーションを DWF 形式にパブリッシュします。他のユーザにレビューしてもらう目的で、DWF 形式の 2D および 3D データを電子メールの添付ファイルで送信します。

DWF にパブリッシュするには

  1. パブリッシュするファイルを開きます。
  2. [ファイル] [エクスポート] [DWF ファイルにエクスポート]の順にクリックします。
  3. パブリッシュ オプションを[簡易]、[カスタム]、[完全]から選びます。
    パブリッシュする対象 選択するオプション
    ファイルの現在のビュー [簡易]
    大きなファイル(小さいファイル サイズに出力する) [簡易] ([計測を有効にする]を無効にする)
    現在のビューの単一の 2D スナップ ショット [簡易] ([2D スナップ ショットを作成]を選択する)
    ファイルの内容すべて [完全]
    アクティブなファイル(パブリッシュした内容を DWF ファイルでさらにコントロールする) [カスタム]
  4. [一般]タブで、以下を指定します。
    • [計測を有効にする]: DWF 計測機能を無効にするには、チェック ボックスをオフにします。
    • [印刷を有効にする]: DWF 印刷機能を無効にするには、チェック ボックスをオフにします。
    • [マークアップを有効にする]: このチェック ボックスをオフにすると、DWF ファイルの 2D マークアップを配置する機能を無効にしたり、Autodesk Inventor 3D モデルを開いて DWF ファイルに 3D マークアップを配置することができます。
      注: このオプションは、1 つまたは複数のシート、または 1 つの 3D モデルをパブリッシュする場合にのみ使用できます。Autodesk Inventor では、DWF または DWFx マークアップのロード時は、2D シートのマークアップのみが読み取られます。
    • [マークアップの編集および削除を許可]: マークアップの編集および削除をすべてのユーザに許可するには、チェック ボックスをオンにします。
    • [メモリ節約モード]: 大きなアセンブリをパブリッシュする場合にパブリッシュの容量をさらに増やすには、このチェック ボックスをオンにします(Inventor LT では使用できません)。
      注: [マークアップを有効にする]をオンにした場合にのみ使用できます。
    • [パスワード保護]: 必要に応じて、パスワードを設定し、許可された人だけがファイルを開くことができるようにします。
    • [DWF ファイルの既定の出力先]: Design Web Format (DWF)ファイルと印刷ファイルが保存される出力フォルダの場所を指定します。
    • [2D スナップショットを作成]:パーツ、アセンブリ、またはプレゼンテーション ファイル(*.ipt、*.iam、*.ipn)の現在のビューを、[簡易]オプションで使用できる 2D DWF 専用としてパブリッシュするには、チェック ボックスをオンにします(アセンブリおよびプレゼンテーションは、Inventor LT では使用できません)。
      注: [2D スナップショットを作成]を有効にすると、[メモリ節約モード]オプションが無効になります。
    • [パブリッシュしたファイルをビューアに表示]: パブリッシュされたファイルをすぐに Design Review で開くには、このチェック ボックスをオンにします。
  5. [パブリッシュ]タブで、パブリッシュするプロパティを選択します。
  6. [カスタム]オプションを選択すると、アクティブなファイルに応じて、その他のタブが 1 つまたは複数表示されます。追加のタブで、次を指定します。
    ソース ファイル タブでの指定
    パーツ [パーツ]タブ: 有効にした場合は、パブリッシュするデザイン ビュー リプレゼンテーション。
    図面 [図面]タブ: アクティブなシートをパブリッシュするか、またはすべてのシートをパブリッシュするか。

    また、各図面シートには、印刷から除外できるプロパティがあります。DWF ファイルにパブリッシュできるシートの一覧にシートを追加するには、[除外したシートを表示]チェック ボックスをオンにします。

    シートに含まれているテーブルもパブリッシュするには、[シート テーブルを含む]をオンにします。

    アセンブリ、溶接、iAssembly、またはプレゼンテーション [アセンブリ]タブ: パブリッシュするデザイン ビュー、ポジション リプレゼンテーション、および部品表データ。

    また、ダイナミック シミュレーション アニメーションがアセンブリ内に含まれている場合は、パブリッシュするかどうかを指定します(この設定は[iAssembly]タブでは使用できません)。

    注: ダイナミック シミュレーション アニメーションを含んだ DWF ファイルは、Autodesk Design Review で開いたとき自動的にアニメーションが実行されません。Autodesk Design Review でパブリッシュされたファイルを開きます。[ビュー]パネルで、[パブリッシュされたビュー]および[ダイナミック シミュレーション ビュー]を展開し、ノード[ダイナミック シミュレーション アニメーション]をクリックします。[再生]をクリックすると、アニメーションが表示されます。
    iAssembly [iAssembly]タブ: 追加する iAssembly ファクトリ コンポーネントおよび 3D モデル。
    iPart [iPart]タブ: 追加する iPart ファクトリ コンポーネントおよび 3D モデル。
    シート メタル パーツ [シート メタル]タブ: シート メタルのスタイル情報、パーツ、またはフラット パターンをパブリッシュするかどうか。
    プレゼンテーション [プレゼンテーション]タブ: アニメーションや指示が含まれているプレゼンテーション ビューをパブリッシュするかどうか。
  7. [パブリッシュ]をクリックして、先に進みます。[ドキュメントを DWF ファイルにパブリッシュ]ダイアログが開いて、DWF ファイル名とフォルダを指定できます。
    注: [オプション]をクリックすると、[パブリッシュ]ダイアログ ボックスに戻ります。
  8. [保存]をクリックして、DWF ファイルを生成します。
注: アセンブリ環境でインプレイスでアクティブ化したパーツをパブリッシュする場合、パブリッシュ オプションを設定するための[アセンブリをパブリッシュ]ダイアログ ボックスが開きます(Inventor LT では使用できません)。

電子メールの添付ファイルで DWF 形式の 2D データと 3D データを送信するには
  1. Autodesk Inventor で、[ファイル] [エクスポート] [DWF ファイルを送信]の順にクリックします。
  2. [パブリッシュ]ダイアログ ボックスが開きます。DWF へのパブリッシュのためのオプションを選択し、[パブリッシュ]をクリックします。
  3. DWF ファイルが生成され、電子メール メッセージに添付されます。メッセージの内容を編集し、送信します。

電子メールに添付された DWF/DWFx ファイルを Design Review ですぐに開くには、その DWF/DWFx ファイルをクリックします。

親トピック: DWF 形式およびコラボレーションの概要