3ds Max 9 よりも前のバージョンでは、シーンが変更されていない場合でも自動バックアップ機能による保存が続行されていました。従来は、ユーザがコンピュータの前に戻ってくると、すべての自動バックアップ ファイルが「最新の」シーンで上書きされているということもありました。
3ds Max 9 以降では、シーンを保存する必要があることを示す、シーンの「ダーティ」フラグを確認することによって、この点が修正されています。シーンが更新されていない場合は、バックアップは実行されません。
さらに、タイマーは自動バックアップが完了した「後」にリセットされるように変更され、[自動バックアップ間隔](Auto-Backup Interval)で指定した時間(分単位)が厳密に経過しなければ次の保存が行われないようになりました。
自動保存のコア インタフェースを使用すれば、自動バックアップ ファイルの名前を変更することによって、複数の 3ds Max セッションによってバックアップ ファイルが上書きされないようにすることもできます。