Automatic_Exposure_Control : MAXObject

Automatic_Exposure_Control - superclass:ToneOperator; super-superclass:MAXWrapper- classID: #(2020371114, 1150503387) 

> MAXWrapper > ToneOperator > Automatic_Exposure_Control

 

   

要素のレンダリングとベイク処理 - クイック ナビゲーション

コンストラクタ:

Automatic_Exposure_Control ... AutomaticAdaptiveExposureControl ... 

プロパティ

<Automatic_Exposure_Control>.active Boolean default: true -- boolean 

トーン演算子を使用可能/使用不可能にします。[環境/露出制御](Environment/Exposure Control)ロールアウトの[アクティブ](Active)チェックボックスの状態を変更します。

   

<Automatic_Exposure_Control>.physicalScale Float default: 1500.0 -- animatable; float; Physical_Scale 

露出コントロールが使用する物理スケールを設定します。これは光強度値で、単位はカンデラです。範囲は、0.0 から 200,000.0 です。物理スケールは、光の強度値、自己照明、反射および屈折マップの係数となります。既定値は 1500.0 です。

物理スケールを減らすとシーンが暗くなります。物理スケールを増やすと輝度が増します。シーンの輝度の最大値がスケール値の最大値になります。

このパラメータはアニメート可能です。

   

<Automatic_Exposure_Control>.chromaticAdaptation Boolean default: false -- boolean; Chromatic_Adaptation 

このチェック ボックスがオンの場合、色彩適応により、カラー見本に表示されるカラーが白に見えるように、すべての色が変換されます。既定値はオフです。

既定値はオフです。カラー見本をクリックすると、[カラー セレクタ](Color Selector)が表示されて、適応させるカラーを選択できます。

色彩適応はカラー補正の 1 つです。このコントロールを使用して、目が照明に順応する様子をシミュレートできます。たとえば、部屋の照明が黄色がかっている場合、人間の目は白であるとわかっている物 (印刷物のページなど) が白く見えるように調整されます。

   

<Automatic_Exposure_Control>.colorDifferentiation Boolean default: false -- boolean; Color_Differentiation 

このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、目がカラーを識別できない程度まで、照明カラーが減光されます。チェックマークが付いていると、照明カラーは均一に減光されます。既定値ではチェックマークは付いていません。

カラーの細分化とは、人間の目が照明の減光に適応する様子をシミュレートすることです。照明が減光されるにつれて目はカラーを認識しなくなり、グレーの濃淡として認識するようになります。

この設定の効果は、照明レベルが 5.62 カンデラ未満でないと現れません。つまり、物理スケールが 5.62 未満であるか、光の強度が 0.00017 未満である場合のときです。物理スケールが 0.00562 未満の場合、シーンは完全にグレーになります。

   

<Automatic_Exposure_Control>.whiteColor Color default: (color 255 255 255) -- animatable; RGB color; Color_Discrimination 

トーン演算子の whiteColor 値を取得/設定します。 chromaticAdaptation true に設定された場合、トーン演算子はすべてのカラーを変更し、 whiteColor に設定されたカラーが白で表示されるようにします。

   

<Automatic_Exposure_Control>.exposureValue Float default: 0.0 -- animatable; float; Exposure_Value 

レンダリング時の全体の輝度を調整します。値の範囲は -5.0 ~ 5.0です。負の値の場合、イメージは暗くなります。正の値の場合、イメージは明るくなります。既定値は 0.0 です。

既定値は 0.0 です。露出値は、自動露出機能を持つカメラの露出補正設定に相当します。

このパラメータはアニメート可能です。

   

<Automatic_Exposure_Control>.brightess Float default: 50.0 -- animatable; percentage; Brightness 

トーン演算子の[輝度](Brightness)値を取得/設定します。

   

<Automatic_Exposure_Control>.contrast Float default: 50.0 -- animatable; percentage 

トーン演算子の[コントラスト](Contrast)値を取得/設定します。

SceneExposureControl.exposurecontrol = 
automatic_exposure_control()
SceneExposureControl.exposurecontrol.physicalscale = 800
SceneExposureControl.exposurecontrol.exposurevalue = 0.1

関連事項