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ドラッグ アンド ドロップ システムは、コア公開関数インタフェースを通じて管理されます。コア公開関数インタフェースは DnD システムの制御、ハンドラの登録の管理、URL のダウンロードおよびドロップのシミュレートなどに役立ついくつかのユーティリティ メソッドの公開を行います。
このメソッドでは、DnD インタフェースをグローバルに有効または無効にすることができます。
<boolean>onOff: 有効にする場合は True、無効にする場合は false を指定します。
このメソッドは、グローバル DnD インタフェースが有効の場合は true 、それ以外の場合は false を返します。
このメソッドでは、指定したウィンドウ(およびその子)の DnD を有効にすることができます。カスタム DragAndDropHandler が指定されていない場合は、ドロップによるシーン ファイルのオープンおよび実行用スクリプトを受け入れる、既定値のハンドラが使用されます。正常に終了した場合は true 、それ以外の場合は false を返します。
<HWND>window: DnD を有効または無効にするウィンドウへのハンドル
<boolean>onOff: True は有効にする場合、無効にする場合は False を指定します。
このメソッドでは、指定したポイントでウィンドウへのファイルのパッケージのドロップをシミュレートすることができます。URL 文字列のリストとして指定されるファイルのパッケージは、iDrop ソースからの DropType データ、および Windows デスクトップからドラッグされたファイルの共通形式です。必要に応じてパッケージ全体がダウンロードされますが、3ds Max に実際にドロップされるのはリストの最初のファイルのみです。パッケージのその他のファイルは、テクスチャ マップや外部参照ソースなど、メイン ドロップ ファイルのサポート ファイルとみなされます。ドロップの終了後に、URLTab 内の URL 文字列はローカル ファイル コピーへの絶対パス名に変換されます(Web からダウンロードする必要がある場合)。ドロップが正常に終了した場合は true 、その他の場合は false を返します。
<HWND>window: ウィンドウへのハンドル。NULL に設定されている場合は、既定値の 3ds Max ウィンドウが使用されます。
<&point>mousePoint: ドロップするポイント。mousePoint は入出力パラメータです。
<&filename array>files: URL 文字列のローカル コピーの参照。 files は入出力パラメータです。
このメソッドは、指定されたディレクトリに URL のパッケージをダウンロードする場合に使用するユーティリティ関数の役目をします。hwnd 引数が指定されている場合、進行状況やその他のメッセージはそのウィンドウの中心に表示されます。正常に終了した場合は true 、それ以外の場合は false を返します。
<&filename array>files: URL 文字列のローカル コピーの参照。files は入出力パラメータです。
<string>directory: ダウンロード先のディレクトリ パス文字列。
<boolean>Showprogress: 進行ダイアログを表示します。
このメソッドは、パッケージ ドロップのダウンロード先ディレクトリへの絶対パスを返します。
このメソッドでは、URL で参照したファイルをディスクにダウンロードできます。正常に終了した場合は true 、それ以外の場合は false を返します。
<string>url: ダウンロードするファイルの URL 文字列。