ビューポートのリフレッシュ

次のメソッドにより、ビューポートを強制的に再描画したり、再描画時の制御を行います。

redrawViews() 	 

ビューの変更された部分だけを再描画するなどの最適な方法で 3ds Max ビューポートを直ちに再描画します。これは、すべてのビューのシーン全体を再描画する max view redraw コマンドや以下のメソッドを使用して強制的に再描画を行うこととは異なります。

   

completeRedraw() 	 
forceCompleteRedraw [ doDisabled:<boolean> ]   

このメソッドを呼び出すと、すべてのビューポートが完全に再描画されます。このメソッドは文字通りすべてのもの(すべてのオブジェクト、すべての画面の長方形、すべてのビュー)を無効としてマークし、シーン全体を再生成します。ただし、個々のオブジェクト パイプラインのキャッシュは削除されません。この操作には時間がかかります。 ForceCompleteRedraw のオプションのブール値の引数 doDisabled: true の場合、オフになっているビューポートも再描画されます。

   

setNeedsRedraw complete:<bool> 

MAXScript が返す前にビューポートを再描画する必要があるかどうかを示す、内部 MAXScript フラグを設定します。遅延された redrawViews() と同等です。

complete: が true の場合、ビューポートの完全な再描画が必要であることを示すフラグが設定されます。遅延された completeRedraw() と同等です。

3ds Max 2008 以降 で使用可能です。従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。

   

disableSceneRedraw() 

ビューポート シーンの再描画をオフにします。

DisableSceneRedraw() / EnableSceneRedraw() の呼び出しはすべて、3ds Max の内部カウンタで再描画のオンとオフが行われるため、常にペアでなければなりません。

コンテキスト本体内の式に対してのみ再描画をオフにするwith redraw off コンテキストを使用することをお勧めします。

   

enableSceneRedraw() 

ビューポート シーンの再描画をオン(有効)にします。

DisableSceneRedraw() / EnableSceneRedraw() の呼び出しはすべて、3ds Max の内部カウンタで再描画のオンとオフが行われるため、常にペアでなければなりません。

コンテキスト本体内の式に対してのみ再描画をオフにする with redraw off コンテキスト を使用することをお勧めします。

   

isSceneRedrawDisabled() 

シーンの再描画がオフの場合は true 、オンの場合は false を返します。

   

nodeInvalRect <node> 

ノードが占めているビューポート内の長方形を無効にします。無効としてフラグ設定された長方形は、次に画面が再描画されるときに更新されます。

関連事項