ART_Renderer : RendererClass

ART_Renderer - superclass: RendererClass; super-superclass:MAXWrapper - 18:0 - classID: #(2980325325L, 2688898415L)

   

3ds Max 2017 の 新機能 : ART レンダラーはパス トレーサー レンダリング エンジンです。

   

コンストラクタ:

ART_Renderer...

   

プロパティ:

[レンダリング パラメータ](Rendering Parameters)ロールアウト

[レンダリング品質](Render Quality)コントロール グループ

<ART_Renderer>.quality_db     Float    default: 20.0   --  float

[ターゲット品質](Target Quality)の値およびスライダを取得/設定します。

   

<ART_Renderer>.enable_time     BooleanClass    default: false   --  boolean

[時刻](Time)チェックボックスの状態を取得/設定します。

既定値は False です。

True に設定すると、次のプロパティで指定された時刻の後にターゲット品質が実現されていない場合でも、レンダリングは停止します。

   

<ART_Renderer>.time_in_seconds     Integer    default: 300   --  integer

enable_time プロパティが True に設定されている場合に、レンダリングを停止する基準となる時刻を秒で取得/設定します。

この値は UI に直接表示されませんが、(time_split_hours*3600+time_split_minutes*60+time_split_seconds)の合計値を表します。

これを使用すると、1 つのしきい値を秒単位で指定することにより、MAXScript から 3 つの UI 値をすべて設定できます。

   

<ART_Renderer>.time_split_hours     Integer    default: 0   --  integer

[時間](Hours)スピナーの値を取得/設定します。

この値を設定すると、上記の .time_in_seconds プロパティも更新されます。

   

<ART_Renderer>.time_split_minutes     Integer    default: 5   --  integer

[分](Minutes)スピナーの値を取得/設定します。

この値を設定すると、上記の .time_in_seconds プロパティも更新されます。

   

<ART_Renderer>.time_split_seconds     Integer    default: 0   --  integer

[秒](Seconds)スピナーの値を取得/設定します。

この値を設定すると、上記の .time_in_seconds プロパティも更新されます。

   

<ART_Renderer>.enable_iterations     BooleanClass    default: false   --  boolean

[反復](Iterations)チェックボックスの状態を取得/設定します。

既定値は False です。

True に設定すると、次のプロパティで指定された時刻の後にターゲット品質が実現されていない場合でも、レンダリングは停止します。

   

<ART_Renderer>.iterations     Integer    default: 50   --  integer

[反復](Iterations)スピナーの値を取得/設定します。

既定値は False です。

True に設定すると、指定した反復回数に達した後にターゲット品質が実現されなかった場合も、レンダリングは停止します。

   

[照明およびマテリアルの精度](Lighting and Material Fidelity)コントロール グループ

<ART_Renderer>.render_method     Integer    default: 1   --  integer

[レンダリング方法](Rendering method)ドロップダウン リストの選択を取得/設定します。

有効な値は、

0 - 拡張パス トレーシング

1 - 高速パス トレーシング(既定値)

   

[フィルタリング](Filtering)ロールアウト

[ノイズ フィルタリング](Noise Filtering)コントロール グループ

<ART_Renderer>.enable_noise_filter     BooleanClass    default: false   --  boolean

[有効](Enable)チェックボックスの状態を取得/設定します。

True に設定すると、ノイズ フィルタリングが使用されます。詳細については、次のプロパティを参照してください。

   

<ART_Renderer>.noise_filter_strength     Float    default: 0.5   --  float

ノイズ フィルタリング値を 0.0 ~ 1.0 の浮動小数点値として取得/設定します。

.noise_filter_strength_percentage プロパティは、0.0 ~ 100.0 の範囲の対応するパーセント値に自動的に設定されます(以下を参照)。

   

<ART_Renderer>.noise_filter_strength_percentage     Float    default: 50.0   --  float

ノイズ フィルタリング値を 0.0 ~ 100.0 のパーセント値として取得/設定します。

.noise_filter_strength プロパティは、0.0 ~ 1.0 の範囲の対応する浮動小数点値に自動的に設定されます(上記を参照)。

例:

renderers.current.noise_filter_strength --get the noise filter float value - it defaults to 0.5
renderers.current.noise_filter_strength_percentage --check out the percentage value - default is 50.0
renderers.current.noise_filter_strength = 0.75 --set the noise filter to 75%
if renderSceneDialog.isOpen do renderSceneDialog.update() --force an update to the render dialog if needed
renderers.current.noise_filter_strength_percentage --see if the percentage was also updated

出力:

0.5
50.0
0.75
OK
75.0

   

[アンチエイリアシング](Anti-Aliasing)コントロール グループ

<ART_Renderer>.anti_aliasing_filter_diameter    Float    default: 3.0   --  float

[フィルタ直径](Filter Diameter)スピナーの値をピクセル単位で取得/設定します。

   

[拡張機能](Advanced)ロールアウト

[シーン](Scene)コントロール グループ

<ART_Renderer>.point_light_diameter     Float    default: 0.393701   --  worldUnits

[ポイント ライトの直径](Point Light Diameter)スピナーの値を取得/設定します。

ART レンダラーではポイント ライトを表すために球状または円形のライトを、線形ライトを表すために円柱状または矩形状のライトを使用していました。

この値はポイントライトの直径および線形ライトの厚さをコントロールします。

既定値の 0.393701 インチ([システム単位](System Units)が 1 標準単位= 1 インチに設定されている場合)は 1 cm に対応します。

   

<ART_Renderer>.motion_blur_all_objects     BooleanClass    default: true   --  boolean

[すべてのオブジェクトがモーション ブラーを受け取る](All Objects Receive Motion Blur)チェックボックスの状態を取得/設定します。

True (既定値)に設定すると、[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログの[モーション ブラー](Motion Blur)の設定に関係なく、すべてのシーン オブジェクトにモーション ブラーが適用されます。

False に設定すると、[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログで[モーション ブラー](Motion Blur)が有効になっているオブジェクトにのみブラーが適用されます。

このオプションを有効にするには、ビューを物理カメラに設定し、[モーション ブラーを有効化](Enable Motion Blur)チェックボックスをオンにする必要があります。

   

[ノイズ パターン](Noise Pattern)コントロール グループ

<ART_Renderer>.enable_animated_noise     BooleanClass    default: true   --  boolean

[アニメーション ノイズ パターン](Animate Noise Pattern)チェックボックスの状態を取得/設定します。

True (既定値)に設定すると、フレーム間でノイズ パターンが変動してフィルム グレインのような効果を生み出します。

False に設定すると、ノイズ パターンはフレーム間で固定されます(低品質のドラフト レンダラーの場合に推奨)。

   

UI では公開されていません

<ART_Renderer>.enable_outlier_clamp     BooleanClass    default: true   --  boolean

True (既定値)に設定すると、外れ値が自動的に範囲内に収められます。

False に設定すると、クランプは実行されません。

   

<ART_Renderer>.texture_bake_resolution     Integer    default: 1024   --  integer

テクスチャ ベイク解像度を取得/設定します。

   

ART_Renderer インタフェース:

Interface: IMtlRender_Compability_Renderer

プロパティ:

   

メソッド:

   

アクション: