Vector_Field: SpacewarpObject

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コンストラクタ

Vector_Field ... VectorField ...

プロパティ

<Vector_Field>.Length Float Default: 0.0 -- world units

ベクトルフィールドラティスの長さを指定します。ラティスはベクトルフィールドオブジェクトより大きい必要があります。

<Vector_Field>.Width Float Default: 0.0 -- world units

ベクトルフィールドラティスの幅を指定します。ラティスはベクトルフィールドオブジェクトより大きい必要があります。

<Vector_Field>.Height Float Default: 0.0 -- world units

ベクトルフィールドラティスの高さを指定します。ラティスはベクトルフィールドオブジェクトより大きい必要があります。

<Vector_Field>.LenSegs Integer Default: 1 Alias: Length_Segments

ベクトルフィールドラティスの長さセグメントの解像度を指定します。解像度が高くなると、シミュレーションの精度が増します。

<Vector_Field>.WidSegs Integer Default: 1 Alias: Width_Segments

ベクトルフィールドラティスの幅セグメントの解像度を指定します。解像度が高くなると、シミュレーションの精度が増します。

<Vector_Field>.HgtSegs Integer Default: 1 Alias: Height_Segments

ベクトルフィールドラティスの高さセグメントの解像度を指定します。解像度が高くなると、シミュレーションの精度が増します。

<Vector_Field>.showLattice Boolean Default: True

ベクトルフィールドラティスを黄色のワイヤフレームボックスとして表示する場合はオンにします。ベクトルは、ベクトルフィールド範囲内のラティスの交差部から生成されます。

<Vector_Field>.showRange Boolean Default: True

障害オブジェクトのまわりのボリュームを表示する場合はオンにします。障害オブジェクトのまわりのボリュームを表示する場合はオンにします。この範囲内では、ベクトルはオリーブ色のワイヤフレームとして生成されます。

<Vector_Field>.showVectors Boolean Default: False

ベクトルを表示するにはオンにします。ベクトルは、範囲ボリューム内のラティスの交差部から外側に青い線として表示されます。

<Vector_Field>.showSurfSamps Boolean Default: False

障害オブジェクトのサーフェス上のサンプルポイントから短い緑色の線を表示する場合はオンにします。

<Vector_Field>.vecScale Float Default: 1.0 -- world units

ベクトルを見やすくするか、または目立たないようにするためにスケールします。この設定は、ベクトルの見た目にのみ影響し、強度には影響しません。

<Vector_Field>.iconSize Float Default: 0.0 -- world units

[ベクトルフィールド](Vector Field)スペースワープアイコンのサイズを調整します。このアイコンは、両端に矢が付いた 2 つの矢印が十字に交差した形をしています。ビューポートで選択しやすくするために、アイコンのサイズを大きくします。

<Vector_Field>.strength Float Default: 1.0 -- animatable; world units

ベクトルフィールドに入るオブジェクトの動きに対してベクトルが及ぼす効果の度合いを設定します。強度を変更しても、ベクトルフィールドを再計算する必要はありません。

<Vector_Field>.falloff Float Default: 2.0 -- animatable; world units

ベクトルの強度がオブジェクトのサーフェスから遠ざかるにつれて減衰する比率を指定します。値を 0 に設定すると減衰は起こりません。0 より大きい値を設定すると、遠ざかるにつれて強度は小さくなります。0 より小さい値を設定すると、遠ざかるにつれて強度は大きくなります。

<Vector_Field>.direction Integer Default: 1 -- animatable

ベクトルによって生成されるフォースが、ベクトルフィールドに対して平行に作用するか垂直に作用するかを設定します。ベクトルはオブジェクトのサーフェスに対して垂直であり、代理オブジェクトは通常、サーフェスに対して垂直に移動するため、通常は垂直のフォースを使用します。

0 - 平行

1 - 垂直

<Vector_Field>.pull Float Default: 0.0 -- animatable; world units

オブジェクトの位置をフィールドに対して調整します。この機能は、[垂直](Perpendicular)を選択した場合にのみ有効です。範囲 = -1.0 ～ 1.0。ベクトルフィールドに対して垂直に移動するオブジェクトは、サブサンプルをしないため、ベクトルフィールドから離れていく場合があります。[引っ張り](pull)パラメータを使うと、オブジェクトを元に戻すことができます。[引っ張り]値が 0 より大きい場合、ベクトルフィールドのベクトルのソースに向かって引っ張るフォースが生成されます。[引っ張り](pull)値が 0 より小さい場合、ベクトルフィールドのベクトルが向かっている方向に引っ張るフォースが生成されます。値が 0.0 の場合、ベクトルフィールドのベクトルに完璧に垂直なフォースが生成されます。

<Vector_Field>.object Node Default: Undefined Alias: Vector_Field_Object

ベクトルフィールドをまわりに生成する障害オブジェクト。障害として使用できるのは、プリミティブおよび修正されていない編集可能メッシュオブジェクトのみです。オブジェクトはベクトルフィールドラティスに完全に囲まれている必要があります。

<Vector_Field>.range Float Default: 1.0 -- world units

内部にベクトルが生成されるボリュームを決定します。[範囲](Range) はビューポートにオリーブ色のワイヤフレームとして表示され、障害オブジェクトと同じ大きさと形状で始まります。[範囲](Range)設定を大きくすると、ワイヤフレームは、障害オブジェクトからそのサーフェスの法線の方向に遠ざかります。

注:

群集シミュレーションでは、代理オブジェクトが障害物を見始めて、その回避を開始するところが[範囲](Range)のアウトラインです。群集のメンバが障害物に侵入したり、迂回する前に近づきすぎたりする場合、[範囲](Range)設定を大きくしてください。また、[ベクトルフィールド](Vector Field)ラティスの解像度または[分解サンプリング](Sample Res)設定、あるいはその両方を増やしてみてください。

<Vector_Field>.resolution Integer Default: 1

障害オブジェクトのサーフェスで使用する効果的なサンプリングレートの乗数として作用し、フィールドのベクトルの方向を計算します。基本サンプリングレートは、ラティスの大きさと各ポリゴンの大きさに基づいてプログラムによって決定されます。

<Vector_Field>.flipFaces Boolean Default: False

true に設定すると、ベクトルフィールドの計算時に反転された法線が使用されます。既定値では、ベクトルは障害オブジェクトの面の方線と同じ方向に生成されるため、面の方線が外向きであると想定して、オブジェクトは群集シミュレーションで障害オブジェクトのまわりを移動します。オブジェクトを、障害オブジェクトの中から出さないようにするには、flipFaces をオンにします。

<Vector_Field>.blendStart Float Default: 0.0 -- world units

ベクトルのブレンドが開始される、オブジェクトからの距離です。

<Vector_Field>.blendFalloff Float Default: 2.0 -- world units

周辺ベクトルのブレンドのフォールオフです。

<Vector_Field>.blendWidSegs Integer Default: 1

X 軸でブレンドされる隣接するラティスポイントの数です。

<Vector_Field>.blendLenSegs Integer Default: 1

Y 軸でブレンドされる隣接するラティスポイントの数です。

<Vector_Field>.blendHgtSegs Integer Default: 1

Z 軸でブレンドされる隣接するラティスポイントの数です。

メソッド

vfields.computeVectors <Vector_Field>

現在の[ベクトルフィールド](Vector Field)パラメータを使用してベクトルフィールドを計算します。非表示関連のパラメータを変更した後は、必ずベクトルフィールドが再計算されます。

vfields.BlendVectors <Vector_Field>

隣接するベクトルの急激な角度変化を減らすために、ベクトルをブレンドします。

関連するメソッド

bindSpaceWarp <node> <Vector_Field_node>

関連するバインドモディファイヤ

Vector_Field_Mod

このモディファイヤは自動的に bindSpaceWarp() メソッドによって作成されます。それ以外 MAXScript では作成できません。このバインドモディファイヤに関連付けられているプロパティはありません。

Vector_Field: SpacewarpObject

関連事項