createPreview メソッド

3ds Max 2013 より前までは、createPreview() メソッドでパラメータをまったく指定せず、[プレビューを作成](Make Preview)ダイアログ ボックスでの最後の設定を使用してプレビューの作成をトリガするだけでした。

3ds Max 2013 では、プレビューの作成プロセスの制御性を高めるため、いくつかのキーワード引数が追加されました。

createPreview outputAVI:<bool> percentSize:<int> \
start:<int> end:<int> skip:<int> fps:<int> \
dspGeometry:<bool> dspShapes:<bool> dspLights:<bool> \
dspCameras:<bool> dspHelpers:<bool> dspParticles:<bool> dspBones:<bool> \
dspGrid:<bool> dspSafeFrame:<bool> dspFrameNums:<true> dspBkg:<bool> \
rndLevel:<#smoothhighlights | #smooth | #facethighlights | #facet | #flat | #hiddenline | #litwireframe | #wireframe | #box> 
  

[プレビューを作成](Make Preview)ダイアログ ボックスでの最後の設定、または指定されている場合にはオプションの引数を使用して、プレビュー アニメーション シーケンスを作成します。

outputAvi: true の場合は、最後に選択した CODEC により AVI ファイルに出力します。false の場合は、カスタム ファイル シーケンスに出力します。

percentSize: 現在の renderWidth および renderHeight 値のパーセンテージでプレビュー出力サイズを定義します。

start: プレビュー アニメーションの最初のフレームを定義します。

end: プレビュー アニメーションの最後のフレームを定義します。

skip: プレビュー アニメーションの N 番目ごとのフレーム ステップを定義します。[プレビューを作成](Make Preview)ダイアログ ボックスの[フレーム間隔](Every Nth Frame)に対応します。

fps: プレビュー アニメーションのフレーム レートを定義します。

dspGeometry: プレビュー アニメーションでのジオメトリ オブジェクトの表示をコントロールします(パーティクルやボーンのような他のフラグによって処理されるオブジェクトを除く)。

dspShapes: プレビュー アニメーションでのシェイプ オブジェクトの表示をコントロールします。

dspLights: プレビュー アニメーションでのライト オブジェクトの表示をコントロールします。これは、ライト オブジェクトのイルミネーションではなく、ビューポート可視性に適用されます - ライトは、非表示の場合でもシーンを照明で照らします。

dspCameras: プレビュー アニメーションでのカメラ オブジェクトの表示をコントロールします。

dspHelpers: プレビュー アニメーションでのヘルパー オブジェクトの表示をコントロールします。

dspParticles: プレビュー アニメーションでのパーティクル オブジェクトの表示をコントロールします。

dspBones: プレビュー アニメーションでのボーン オブジェクトの表示をコントロールします。

dspGrid: プレビュー アニメーションでのカスタム グリッドのホームの表示をコントロールします。

dspSafeFrame: プレビュー アニメーションでのセーフ フレームの表示をコントロールします。

dspFrameNums プレビュー アニメーションでのフレーム数カウンターの表示をコントロールします。

dspBkg: プレビュー アニメーションでのビューポート バックグラウンドの表示をコントロールします。

rndLevel: Direct3D ドライバを使用するときのレンダリング レベルをコントロールします。Nitrous を使用する場合、現在の Nitrous 設定には、 NitrousGraphicsManager.GetActiveViewportSetting() を使用してアクセスできます。