インタフェース: ActionItemOverrideManager

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ActionItemOverrideManager コア インタフェースは、MAXScript にキーボード ショートカットの上書き機能を公開しています。

このアクション項目上書き機能を使用すると、上書きをサポートするアクション([ユーザ インタフェースをカスタマイズ](Customize User Interface)ダイアログ ボックスで太字で示されているアクション)のいずれかで、現在のモードを一時的に上書きすることができます。上書きするには、目的のアクションの実行中にキーを押したままにします。

3ds Max 2008 以降 で使用可能です。

   

Interface:ActionItemOverrideManager 

プロパティ:

ActionItemOverrideManager.overridesActive: boolean : Read|Write   

true (既定値)に設定すると、アクション アイテムの上書きが有効になります。 false に設定すると、上書きはオフになります。

   

ActionItemOverrideManager.timeToStartOverride: float : Read|Write 

上書きが開始されるまでの時間を秒単位で取得/設定します。既定値は 0.1 です。

これらのプロパティは、[ユーザ インタフェースをカスタマイズ](Customize User Interface)ダイアログ ボックス > [キーボード](Keyboard)タブにあるコントロールと対応しています。

左: ローカル座標系で回転します。

右: カスタムの[作業基点 (WP) を使用](Use Working Pivot)キーボード ショートカットを押したままにすることで、現在のモードを上書きし、作業基点座標系の使用に切り替えます。

ビューポートに、モードと押されているキーボード ショートカットが表示されます。

キーを放すと、ローカル座標系での回転に戻ります。

同じショートカットを押して、 ActionItemOverrideManager.timeToStartOverride で定義した時間内に放すと、[作業基点(WP)を使用](Use Working Pivot)モードに切り替わったままの状態になります。ビューポート ヒントにこのモードを終了する方法が示されます。

関連事項