インタフェース: BitmapProxyMgr

このコア インタフェースは、MAXScript にビットマップ プロキシ システムを公開しています。

3ds Max 9 以降 で使用可能です。

   

プロパティ:

BitmapProxyMgr.globalProxyEnable : boolean : Read|Write 	 

ビットマップ プロキシをグローバルに有効にします。[ビットマップ プロキシのグローバル設定と既定値](Bitmap Proxies)ダイアログ ボックスの[プロキシ システムを有効](Enable Proxy System)チェックボックスに対応します。

   

BitmapProxyMgr.globalProxyRenderMode : enum : Read|Write   

globalProxyRenderMode enums: {#renderMode_UseProxies | #renderMode_UseFullRes_KeepInMemory | #renderMode_UseFullRes_FlushFromMemory} 

グローバルなプロキシ レンダリング モードの状態を取得/設定します。[ビットマップ プロキシのグローバル設定と既定値](Bitmap Proxies)ダイアログ ボックスの[レンダリング モード](Render Mode)ドロップダウン リストに対応します。

   

BitmapProxyMgr.globalProxySizeFactor : enum : Read|Write 

globalProxySizeFactor enums: {#full|#half|#third|#quarter|#eighth} 

グローバルなプロキシ サイズ係数を取得/設定します。[ビットマップ プロキシのグローバル設定と既定値](Bitmap Proxies)ダイアログ ボックスの[マップサイズをオリジナルの ... サイズに縮小](Downscale map to...)ドロップダウン リストに対応します。

   

BitmapProxyMgr.globalProxySizeMin : integer : Read|Write 

グローバルなプロキシの最少サイズをピクセル単位で取得/設定します。[ビットマップ プロキシのグローバル設定と既定値](Bitmap Proxies)ダイアログ ボックスのピクセル スピナーに対応します。

   

メソッド:

<enum>BitmapProxyMgr.GetProxySizeFactor <string>bitmap 

GetProxySizeFactor enums: {#full|#half|#third|#quarter|#eighth} 

指定されたビットマップのローカルなプロキシ サイズ係数を返します。

   

<void>BitmapProxyMgr.SetProxySizeFactor <string>bitmap <enum>factor 

factor enums:{#full|#half|#third|#quarter|#eighth} 

指定されたビットマップのローカルなプロキシ サイズ係数を指定された enum に設定します。この設定は、このビットマップについて SetProxyUseGlobal が false に設定されている場合にのみ使用されます。

   

<boolean>BitmapProxyMgr.GetProxyUseGlobal <string>bitmap 

指定されたビットマップがグローバル プロキシ設定を使用している場合は true を返し、ローカル設定を使用している場合は false を返します。

   

<void>BitmapProxyMgr.SetProxyUseGlobal <string>bitmap <boolean>useGlobal 

2 番目の引数が true として渡された場合は、最初の引数で指定されたビットマップにはグローバル設定が使用されます。2 番目の引数が false である場合は、ローカル設定が代わりに使用されます。

   

<boolean>BitmapProxyMgr.GetProxyReady <string>bitmap 

指定されたビットマップ ファイル名のプロキシが使用可能である場合は true を返し、まだキャッシュされていない場合は false を返します。

   

<void>BitmapProxyMgr.RefreshAll requestRefresh :<enum> 

requestRefresh enums: {#updateStale|#refreshAll|#generateAll} 
requestRefresh default value: #updateStale 

数個またはすべてのビットマップのプロキシを再生成します。

requestRefresh が指定されていない場合や #updateStale に設定されている場合は、古いプロキシのみが更新されます。

requestRefresh #refreshAll に設定されている場合は、プロキシよりも新しいビットマップのみが更新されます。

requestRefresh #generateAll に設定されている場合は、すべてのプロキシが再生成されます。

   

<void>BitmapProxyMgr.GenerateAll requestRefresh :<enum> 

requestRefresh enums: {#updateStale|#refreshAll|#generateAll} 
requestRefresh default value: #updateStale 

RefreshAll と同じです。

   

<void>BitmapProxyMgr.ShowConfigDialog bitmapFielnames :<string array> 

bitmapFielnames default value: #() 

[ビットマップ プロキシ](Bitmap Proxies)設定ダイアログ ボックスを開きます。

オプションの bitmapFilenames 引数が #() または指定されていない場合は、表示されるダイアログ ボックスは[ビットマップ プロキシのグローバル設定と既定値](Global Settings and Defaults for Bitmap Proxies)ダイアログ ボックスになり、すべてのビットマップにグローバルに反映されます。

ビットマップ ファイル名のリストが含まれている場合は、表示されるダイアログ ボックスは[ビットマップ プロキシの各ビットマップ解像度](Per-Bitmap Resolution for Bitmap Proxies)ダイアログ ボックスになり、設定は指定されたビットマップにのみ反映されます。

   

<void>BitmapProxyMgr.ShowPrecacheDialog bitmapFilenames :<string array> 

bitmapFilenames default value: #() 

[プレキャッシュされた](Precache)ダイアログ ボックスを開きます。