3ds Max 6 以降のコマンド ライン レンダリングでは MAXScript も実行できます。レンダリングの開始前に、いわゆるプレ レンダリング スクリプトが実行できます。サポートされているコマンド ライン オプションを次に示します。 1 つは MAXScript に関連するものです。
ファイル内のコマンド ライン オプション。つまり、必要なすべてのオプションを 1 行ずつテキスト ファイル内にリストし、そのファイルをコマンド ライン引数として渡すことができます。
フレーム リストで、「1,10,30-100」または「all」です。
ジョブ記述ファイル(XML)を生成します。このオプションを使用して、ジョブ記述ファイルを(編集して再送信する目的で)ゼロから作成します。シーン ファイルを解析し、これまでに指定した他のコマンド ライン オプションをすべて受け入れ、適切なジョブ記述ファイルを作成します。
ジョブ記述ファイルを使用します。このオプションは、既存のジョブ記述ファイルを渡すために使用されます。
新しいジョブ名。ジョブの名前の変更に使用されます。このオプションが使用されるのは、ネットワークにシーンを送信する場合のみです。ジョブ記述ファイルとシーン ファイルは、シーンの名前でなくてはなりません。同じ名前を持つ 2 つのジョブは存在できないので、ネットワークに送信する前には、このオプションを使用して名前を変更します。
ネットワーク マスクを 255.255.255.0 以外に定義します。このオプションが使用されるのは、ネットワークにシーンを送信する場合のみです。わからない場合は必要ありません。このオプションが必要であるのにわからない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
新しい出力ファイルです。max でレンダリングを行う出力イメージ ファイルの新しいパスと名前を定義します。注:
マネージャのポート(送信用)。このオプションが使用されるのは、ネットワークにシーンを送信する場合のみです。わからない場合は必要ありません。
レンダリング(-s と同時には使用されない)。これは既定値です(オプションが何も指定されない場合)。これが存在するのは、-g オプションを使用する場合、このオプションを指定しないとシーンがレンダリングされないためです。したがって、-g を指定しない限り、このオプションは既定値です。
ジョブをネットワーク キューに送信します(オプションでマネージャの名前または IP アドレスを提供)。-r と同時に使用することはできません。
プレ レンダリングする MAXScript をアタッチします。このオプションを使用して、MAXScript をシーンにアタッチします。このオプションが使用されると、レンダリングの開始前にスクリプトが実行されます。このオプションは、ローカルのレンダリング(-r)とネットワーク上のレンダリング(-s)のどちらにも使用できます。ネットワークに送信する場合、スクリプトがシーンと一緒にアーカイブされ、参加しているすべてのサーバに送信されます。スクリプトは、UI アクセスを持たない MAXScript となります。
冗長レベル(0 - 5)。進行状況を通知する頻度を指定します。値を 0 に設定すると、まったく何も通知されません。値を 1 に設定すると、エラーのみが表示されます。値を 2 に設定すると、エラーといくつかの進捗情報が表示されます。値を 3、4、5 に設定すると、徐々に表示される情報量が増えていきます。