クアッド メニュー

アクティブなビューポートの任意の位置(ビューポート ラベルを除く)で右マウス ボタンをクリックすると、マウス カーソルの場所にクアッド メニューが表示されます。クアッド メニューには、最大 4 象限の領域に、さまざまなコマンドが表示されます。

[MAXScript リスナー](MAXScript Listener)ウィンドウで「quadmenusettings」と入力すると、利用できる関数が表示されます。

クアッド メニューは QuadOptions_Startup.ms と呼ばれるスタートアップ スクリプト ディレクトリに設定されています。

既定値のクアッド メニューの右の 2 つの領域には、すべてのオブジェクトで共有される標準的なコマンドが表示されます。左の 2 つの領域には、メッシュ ツール、ライト コマンドなど状況依存型コマンドが表示されます。これらのメニューから、コマンド パネルの関数に簡単にアクセスできます。

クアッド メニューの内容は、[UI をカスタマイズ](Customize UI)ダイアログ ボックスの[クアッド](Quads)パネルで選択したカスタマイズ オプションと同様に、選択した項目によって異なります。クアッド メニューは、現在の選択で利用できるコマンドだけが表示されるように設定されています。このため、異なるタイプのオブジェクトを選択すると、異なるコマンドが四分円に表示されます。そのため、オブジェクトを選択していない場合には、オブジェクト特有のコマンドは表示されません。1 つの領域のすべてのコマンドが非表示になっている場合には、その領域は表示されません。

注: クアッド メニューから PickObject() を起動したときは、オブジェクトは選択されません。PickObject() オブジェクトはハングアップし、オブジェクトの選択を拒否します。[Esc]を押して、強制終了してください。PickObject を正しく起動するには、ショートカットまたはツール バーを利用します。

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