Units 構造体 - システム単位および表示単位へのアクセス
Units 構造体は、システム単位のスケール、タイプ、および表示単位を取得および設定するためのシステム グローバル変数および特定のメソッドへのアクセスを提供します。
システム グローバル:
現在の単位表示タイプを <name> で取得/設定します。
有効な単位表示タイプは次のとおりです。
#Generic #Metric #US #custom
現在のメートル単位の表示タイプを <name> で取得/設定します。
有効なメートル単位の表示タイプは次のとおりです。
#Millimeters #Centimeters #Meters #Kilometers
現在の US 標準単位の表示タイプを <name> で取得/設定します。
有効な US 標準単位の表示タイプは次のとおりです。
#Frac_In #Dec_In #Frac_Ft #Dec_Ft #Ft_Frac_In #Ft_Dec_In
現在の US 分数の表示タイプを <name> で取得/設定します。
有効な US 分数の表示タイプは次のとおりです。
#Frac_1_1 #Frac_1_2 #Frac_1_4 #Frac_1_8 #Frac_1_10 #Frac_1_16 #Frac_1_32 #Frac_1_64 #Frac_1_100
現在のカスタム単位名を <string> で取得/設定します。
現在のカスタム単位値を <float> で取得/設定します。
現在のカスタム単位タイプを <name> で取得/設定します。
有効なカスタム単位の表示タイプは次のとおりです。
#Inches #Feet #Miles #Millimeters #Centimeters #Meters #Kilometers
現在のシステム単位スケールの値を <float> で取得/設定します。
これは、[カスタマイズ](Customize Units Setup) > [システム単位設定](System Units Setup) > [システム単位スケール](System
Units Scale)領域に表示される値です。
現在のシステム単位スケールのタイプを <name> で取得/設定します。
これは、[カスタマイズ](Customize) > [単位設定](Units Setup) > [システム単位設定](System Units Setup) > [システム単位スケール](System
Units Scale)領域に表示される単位です。
有効なシステム単位のタイプは次のとおりです。
#Inches #Feet #Miles #Millimeters #Centimeters #Meters #Kilometers
メソッド:
units.formatValue <float>
現在の単位スケールの <float> を表す <string> 値を返します。
このメソッドでは、文字列オーバーフローが発生する可能性があります(特に単位がマイルまたはキロメートルに設定されている場合)。
オーバーフローが発生すると、ランタイム エラーが生成されます。
例:
|
units.DisplayType = #Generic
-->#Generic
units.SystemType = #inches
-->#inches
units.formatValue 123.45
-->"123.45"
units.DisplayType = #Metric
-->#metric
units.MetricType = #meters
-->#meters
units.formatValue 123.45
-->"3.136m"
units.MetricType = #centimeters
-->#centimeters
units.formatValue 123.45
-->"313.563cm"
units.DisplayType = #US
-->#us
units.USType = #ft_Frac_In
-->#ft_Frac_In
units.formatValue 123.45
-->"10'3 14/32""
units.USType = #Dec_Ft
-->#dec_Ft
units.formatValue 123.45
-->"10.287'"
units.DisplayType = #Custom
--#custom
units.formatValue 123.45
-->"0.016FL"
|
units.decodeValue <string>
現在の単位設定を使用して <string> を解析し、<float> を返します。
文字列の解析中にエラーが発生すると、ランタイム エラーが生成されます。
これは、上記で説明した units.formatValue() の逆関数です。
値の後方および前方変換は、概数エラーによる精度低下を招きます。
例:
|
units.DisplayType = #Generic
-->#Generic
units.decodeValue "3.136m"
-->123.465
units.decodeValue "313.563cm"
-->123.45
units.decodeValue "10'3 14/32\""
-->123.438
units.decodeValue "10.287'"
-->123.444
units.decodeValue "0.016FL"
-->126.72
|