デフォーマを順序付ける

各デフォーマは直前のデフォーマの出力を入力とするため、 デフォーマをオブジェクトに追加する順序は、シーンでのデフォーマの動作方法に影響します。次の例は、デフォーマの順序付けの影響を示します。

  1. 巨人のモデルを選択します。
  2. 正弦波形ノンリニア デフォーマを追加し、次にクラスタ デフォーマを追加します。
  3. クラスタを選択し、Y 軸の上方向にこのクラスタを移動します。クラスタが正弦波より後にあるため、巨人の正弦波の位置が、クラスタ ノードによって上方向に移動されます。
  4. ディペンデンシー グラフで正弦波のノードの上になるように、クラスタを並べ替えます。今度は、クラスタを上方向に移動すると、巨人の上半分が正弦波デフォーマの影響領域から外れ、クラスタを上下に移動することにより、正弦波によって変形される巨人の領域をコントロールできます。
次の図は、この例を示します。初期状態を左に、正弦の後に移動されたクラスタが続く場合を中央に、移動されたクラスタの後に正弦が続く場合を右に示します。