ビューポート 2.0 で MPxLocatorNode の旧式の固定描画コードおよび選択を使用する
プラグイン ロケータにビューポート 2.0 レンダラを使用している場合は、ビューポート 1 のレンダリングおよび選択を再利用できます。ただし、この方法はビューポート
2.0 に徐々に移行するための一時的な解決策と考える必要があります。最終的な目的は、ジオメトリまたはサブシーン オーバーライドを使用してレンダリングを再実装し、適切に統合することです。
有効化
ビューポート 2.0 レンダラを使用している場合に VP1 描画コードの実装を再利用するには、環境変数 MAYA_ENABLE_VP2_PLUGIN_LOCATOR_LEGACY_DRAW
を任意の値に設定します。
VP1 描画コードを選択するために再有効化するには、環境変数 MAYA_VP2_USE_VP1_SELECTION を任意の値に設定します。この環境変数が設定されていない場合、選択はロケータのバウンディング
ボックスのセンターでのみ実行されます。
要件と制限
- ビューポート 2.0 は または で実行する必要があります。
- モードでは固定関数パイプラインを実行できないため、このモードはサポートされません。
- モードはサポートされません。
- 旧式の既定ビューポートと同じ方法で OpenGL の状態を設定することはできません。旧式の描画コードを使用する場合は、初期状態の前提を設けないよう注意する必要があります。
- ライティングなどの固定関数の状態を設定するのは、旧式の描画コードです。
- OpenGL の状態を壊さないようにするのは、旧式の描画コードの役割です。
- 以下と比較した場合、同等のパフォーマンスが得られる保証はありません。
- 旧式のビューポート描画
- ビューポート 2.0 対応のジオメトリまたはサブシーン オーバーライドの実装
- ビューポート 2.0 からの最適化はサポートされていません(統合など)。
- 一部の選択オプションがサポートされていない可能性もあります。