レンダラ

ここまでは、主にレンダリング ループ ロジックと、レンダリング可能オブジェクトをパイプラインに送るまでのフローについて説明してきました。これ以外にも、さまざまなレンダリング リソースを管理するインフラストラクチャがあります。すべてのリソースはレンダリング データベース全体の一部とみなすことができ、各リソースには API で公開される論理構成が含まれています。主なリソースは次のとおりです。

  1. ジオメトリ
  2. シェーダ
  3. テクスチャ
  4. 出力バッファ(レンダー先)
  5. ライト。ここでは、ライトは単なるシェーダです。
  6. 状態(GPU 状態)

図に示すように、各論理構成には、レンダラで管理される描画単位の API GPU 固有のリソースがあります。現在、GPU リソースは DirectX11 または OpenGL で管理することができます。

図 12

パイプライン リソースのさまざまなポイントをインスタンス化し、必要に応じて使用することができます。このようなリソースへの無制限アクセスは、結果的に API に反映されます。