snapshot

ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

snapshot [-constructionHistory boolean] [-endTime time] [-increment time] [-motionTrail boolean] [-name string] [-startTime time] [-update string] [objects]

snapshot は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

constructionHistory フラグが true の場合、オリジナル シェイプのアニメーションまたはコンストラクション ヒストリが変更されると、出力シェイプまたはモーション軌道が再度更新されます。コンストラクション ヒストリを使用する場合に forceUpdate フラグを false に設定すると、スナップショットをいつ再計算するかを制御でき、通常は、パフォーマンスが向上します。

戻り値

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
-constructionHistory(-ch)	boolean
オリジナル ジオメトリに加えられた変更で更新します。
-endTime(-et)	time
ターゲット ジオメトリのコピーを停止する時間です。既定: 10.0
-increment(-i)	time
各コピー間の時間の増分です。既定: 1.0
-motionTrail(-mt)	boolean
一連のサーフェスではなく、指定したタイム ステップでオブジェクトのピボット ポイントの位置を表示するモーション軌道を作成します。既定は false です。
-name(-n)	string
スナップショット ノードの名前です。照会すると、このフラグは string を返します。
-startTime(-st)	time
ターゲット ジオメトリのコピーを開始する時間です。既定: 1.0
-update(-u)	string
このフラグは、スナップショットがコンストラクションヒストリを持つ場合のみに使用できます。このフラグは、スナップショット ノードの更新値を設定します。更新値は、スナップショットを要求に応じて更新するか(最も効率的)、キーフレームが変更されたときに更新するか(効率的)、またはヒストリが変更されたときに常に更新するか(最も非効率的)を制御します。有効な値は、「demand」、「animCurve」、「always」です。既定: always

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// Evaluate and display "sphere1" as it appears
// at times 0, 10, 20, and 30.  Modifications to sphere1
// will update the copies.
//
snapshot -constructionHistory on -startTime 0 -endTime 30 -increment 10 sphere1;

// Evaluate and display "sphere1" as it appears
// at times 0, 10, 20, and 30.  Further modifications to sphere1
// should have no affect on the copies since constructionHistory is off.
//
snapshot -constructionHistory off -startTime 0 -endTime 30 -increment 10 sphere1;