Bifröst エミッタをオフまたはオンにする

たとえば、蛇口を止める場面を表示するのに、Bifröst シミュレーションで流体エミッタのオフとオンをアニメートできます。状況に応じて適用できる複数のテクニックがあります。

エミッタをただちにオフまたはオンにする

  1. bifrostEmitterProps ノードを選択し、アトリビュートエディタ(Attribute Editor)に、対応する emitterProps タブを表示します。
  2. プロパティ(Properties)グループで、有効(Enable)がオンになっていることを確認します。
  3. 連続放出(Continuous Emission)で、特定フレームの放出をオフおよびオンにするキーを設定します。Maya のバージョンに応じて、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)連続放出(Continuous Emission)を右クリックして直接この操作を行うか、チャネル ボックス(Channel Box)を使用する必要があります。

スケーリングによりエミッタを徐々にオフにする

レンダーされない単純なメッシュをエミッタとして使用している場合、これを最も簡単に徐々にオフまたはオンにするには、1 つまたは複数の軸で 0 に向かって、または 0 からのスケーリングをアニメートします。

境界を使用してエミッタを徐々にオフまたはオンにする

エミッタの境界をアクティブにして、アニメートすることにより、エミッタを徐々にオフまたはオンにできます。この方法は、エミッタ メッシュをレンダーする必要がある場合、またはエミッタ メッシュのスケーリングでは目的の結果が得られない場合に有効です。

  1. bifrostEmitterProps ノードを選択し、アトリビュートエディタ(Attribute Editor)に、対応する emitterProps タブを表示します。
  2. 境界コントロール(Boundary Controls)グループで有効(Enable)をオンにします。

    既定のシェイプは、長さ 2 の辺で構成されるボックスで、ビューポートではワイヤフレームとして表示されます。

  3. 必要に応じて別の境界シェイプ(Boundary Shape)を選択してから、bifrostEmitterProps ノードをスケール、回転、移動して、エミッタのジオメトリのすべてまたは一部を囲みます。

    境界とエミッタのジオメトリの交差部分から流体が放出されます。

  4. bifrostEmitterProps ノードの変換をアニメートして、交差部分のボリュームを増減します。

厚みを使用して徐々にエミッタをオフまたはオンにする

エミッタ メッシュをボクセル化するのに使用する厚みをアニメートして、放出を徐々にオンまたはオフにできます。この方法は、他の方法より時間がかかる場合がありますが、エミッタに不規則なシェイプが含まれていて、その他の方法では目的の結果が得られない場合に有効です。

  1. bifrostEmitterProps ノードを選択し、アトリビュートエディタ(Attribute Editor)に、対応する emitterProps タブを表示します。
  2. 変換(Conversion)グループで厚さの単位(Thickness Units)の値を選択します。
    • ボクセル(Voxels)ボクセル スケール(Voxel Scale) × マスター ボクセル サイズ(Master Voxel Size) (メイン流体プロパティで設定)で計算されます。
    • 設定(Settings)プリファレンスリニア(Linear)作業単位が既定値のセンチメートル(centimeter)のままになっている場合、ワールド空間(World Space)ではシーンのグリッド単位が使用されます。
  3. 厚み(Thickness)アトリビュートをアニメートして、パーティクルを放出するボリュームをコントロールします。ボリュームを縮小して、放出するパーティクルを少なくするには低い値を使用し、ボリュームを拡大して、放出するパーティクルを多くするには高い値を使用します。放出を完全にオフにするには、エミッタのバウンディング ボックスの最小寸法の半分以上の大きさの負の値を使用します。