従来のレンダー レイヤで古いシーン ファイルを開く

レンダー レイヤ、コレクション、オーバーライドを作成するための最新のアプローチを提供する新しいレンダリング設定システムを使用できます。この新しいアプローチは直感的で、レンダリング用の複雑なシーンの管理が簡略化されるため、現在は推奨されるワークフローとして Maya の既定のシステムになっています。

旧式のシーン ファイルを開き、旧式のレンダー レイヤを引き続き使用することもできます。ただし、まず最初に Maya を旧式のレンダー レイヤ(Legacy Render Layers)システムに切り替える必要があります。これを行うには、プリファレンス(Preferences)ウィンドウを開き、レンダリング(Rendering)カテゴリに移動してから、優先レンダー設定システム(Preferred Render Setup system)として旧式のレンダー レイヤ(Legacy Render Layers)を選択し、Maya を再起動します。旧式のレンダー レイヤ(Legacy Render Layers)システムと新しいレンダリングの設定(Render Setup)システムは独立した異なるシステムで、同時に使用することはできません。片方のみを使用できます。

優先レンダー設定システム(Preferred Render Setup system)レンダリングの設定(Render Setup)に設定されているときに旧式のシーン ファイルを開いたり、参照したり、読み込もうとすると、エラーが表示され、この 2 つのシステムを組み合わせることはサポートされていないことが示されます。同様に、優先レンダー設定システム(Preferred Render Setup system)旧式のレンダー レイヤ(Legacy Render Layers)に設定されているときにレンダリングの設定(Render Setup)ノードを使用してシーンを開いたり、参照したり、読み込もうとした場合も、スクリプト エディタ(Script Editor)にエラーが表示されます。

注:

ただし、システムをバッチ レンダー シーン ファイルに切り替える必要はありません。