Dash

Dash はチャネル ボックス用のインライン スクリプト メソッドで、値に対するさまざまな一般的な操作を実行できます。

Dash スクリプト エディタをアクティブにするには

  1. チャネル ボックスで 1 つまたは複数のアトリビュートを選択します。
  2. [Alt]を押しながら、チャネル ボックス内の任意の場所を右クリックします。

    Dash コマンドを入力できる Dash スクリプト エディタが表示されます。

既定の Dash コマンド

以下、利用可能な Dash コマンドの一覧を示します。

コマンド エフェクト
l(number) 選択したオブジェクトを、number によって示される合計距離分、リニアに分散させます(2 つ以上のオブジェクトを選択する必要があります)。
r(number) 0 ~ number 間の乱数を割り当てます。
r(low, high) low ~ high 間の乱数を割り当てます。
e() アニメーション チャネルを自動的に緩めます。
e(number) -1 ~ 1 間の数値に基づいて、アニメーション チャネルの加速/減速を緩めます。値 -1 は加速を緩め、減速を強めます。値 1 はその反対になります。
ts(number) 選択されているアトリビュートに対して、number フレーム分、キーフレームをオフセットします。

他にも、Python ランダム モジュールの機能を使用できます。

カスタマイズされた Dash コマンド

/Program Files/Autodesk/Maya2017/plug-ins/MASH/scripts (Windows)または /Applications/Autodesk/Maya2017/plug-ins/MASH/scripts (Mac)にある Dash.json ファイルを編集することによって、独自の Dash コマンドを作成できます。