各レンダー レイヤで異なる AOV を有効または無効にするオーバーライドを作成する、または AOV を書き出して別のシーンに読み込みます。
レンダー設定(Render Settings)ウィンドウの AOV タブを使用して AOV を作成します。次に各レンダー レイヤにオーバーライドを作成するには、次の手順に従います。
AOV を無効にするオーバーライドを作成するには
AOV タブで、AOV の名前の横にあるチェックボックスを右クリックし、可視レイヤの絶対オーバーライドを作成(Create Absolute Override for Visible Layer)を選択します。
<AOV_名> サブコレクションとオーバーライド有効化とともに、AOV コレクションが作成されます。
フィルタまたはドライバ アトリビュートをオーバーライドするには
AOV のコレクションをレンダー レイヤ間で切り取り、コピー、貼り付けしたり、AOV のオーバーライド(有効化(enabled)や mergeAOVs など)をサブコレクション間で(またはそれ自身で)切り取り、コピー、貼り付けすることができます。ただし、<AOV_name> のサブコレクション(例: direct_diffuse)を切り取り、コピー、貼り付けすることはできません。
AOV を書き出すには
AOV を .json に書き出すには、レンダリングの設定(Render Setup)エディタから、ファイル > シーン AOV を書き出し(File > Export Scene AOVs)を選択します。
また、シーン(Scene)
の AOV(AOVs)タブにある アイコンをクリックして、現在の書き出し(Export Current)を選択し、AOV を書き出すこともできます。
AOV を読み込むには
読み込み時には次の 2 つのオプションがあります。
上書き(Overwrite)
現在の AOV が、読み込んだ AOV にすべて置き換えられます。
マージ(Merge)
ノードが同じである場合(つまり、ノード名が同じである場合)は、既存の AOV が読み込んだ AOV に置き換えられます。現在存在していない AOV は、変更されずに読み込まれます。現在のシーン内にあるが、読み込まれた .json ファイルには存在しない AOV は保持され、変更されません。