ターゲット オブジェクトのウェイト値によって、ターゲット オブジェクトがコンストレイント対象オブジェクトのスケーリングに作用する度合いが決まります。ウェイト値はスケール コンストレイントのアトリビュートです。ターゲット オブジェクトごとに、各ターゲット オブジェクトのウェイト値を設定する targetObject Wn という名前のアトリビュートが含まれています。既定ではウェイト値は 1 に設定され、各ターゲット オブジェクトがコンストレイント対象オブジェクトのスケーリングに均等に作用するようになっています。ただし、ウェイト値を変更して、一部のターゲット オブジェクトが他のオブジェクトよりも大きく(または小さく)作用するように指定することもできます。ターゲット オブジェクトのウェイト値は、チャネル ボックス(Channel Box)またはアトリビュート エディタ(Attribute Editor)で変更することができます。
チャネル ボックス(Channel Box)またはアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を使用してスケール コンストレイントのターゲット オブジェクトのウェイト値を変更するには、targetObject Wn チャネル/アトリビュートを編集します。詳細は「スケール コンストレイントを編集する」を参照してください。
targetObject Wn チャネルで指定されたターゲット オブジェクトのウェイト値をアニメートすることができます。ウェイト値を 0 からいずれかの値に変更すると、アニメーションの進行に伴い、さまざまなターゲット オブジェクトで交互にコンストレイント対象オブジェクトのスケールを制御することができます。
スケール コンストレイントを作成した後で、いずれかのターゲット オブジェクトを除去して、そのオブジェクトがコンストレイント対象オブジェクトをコンストレイントしなくなるように設定することができます。ターゲット オブジェクトを除去する作業は、ターゲット オブジェクトを追加する作業に似ています。
ターゲット オブジェクトを除去するには
ターゲット オブジェクトを除去すると、コンストレイント対象極ベクトルのアニメーション カーブも除去されます。
また、コンストレイントから特定の軸を除去することもできます。この手順については、「ターゲット オブジェクトを除去する」を参照してください。