スクリプトを使用してメタデータを表示する

ビューポート 2.0(Viewport 2.0)では、ポリゴンの頂点、エッジ、フェース、頂点フェースに割り当てられたメタデータを視覚化することができます。「ビューポート 2.0 (Viewport 2.0)でメタデータを視覚化する」も参照してください。

メタデータの視覚化に showMetadata コマンドを使用すると、さまざまなオブジェクトにさまざまなストリームとメンバーの組合せを表示することができますが、各オブジェクトのストリームとメンバーは 1 つのみです。たとえば、Object1 に StreamOne を視覚化し、同時に Object2 に StreamTwo を視覚化することができますが、Object1 に StreamOne と StreamTwo の両方を同時に視覚化することはできません。

  1. 指定されたコンポーネントのメタデータ ストリームに値を割り当てるには、editMetadata コマンドを使用します。ストリームでメタデータの値を定義するには -value フラグを使用し、メタデータに適用する頂点を指定するには -index フラグを使用します。

    // Set StreamOne values and assign StreamOne to specified vertices on smcPlaneShape
    editMetadata -streamName "StreamOne" -value 2 -value 0.5 -value 1 -index 1 smcPlaneShape; 
  2. メタデータを視覚化するには showMetadata コマンドを使用して表示するストリーム、メンバー、メンバーのデータ型を指定し、メタデータを表示するモードを指定するには -method フラグを使用します。モードを指定しない場合は、カラー モードが使用されます。
    // Visualize StreamOne on smcPlaneShape
    showMetadata -stream "StreamOne" -member "Color" -dataType "float[3]" -method "string" smcPlaneShape;
  3. ビジュアライゼーションを無効にするには、ストリーム名を指定して、off フラグを使用します。

    オブジェクト名を指定すると、そのオブジェクトのビジュアライゼーションのみを無効化することができます。オブジェクト名を指定しなくて、シーン内でどのオブジェクトも選択していない場合は、指定されたストリームおよびメンバーのすべてのオブジェクトのビジュアライゼーションが無効化されます。

    showMetadata -stream "StreamOne" -off -member "Color" -dataType "float[3]" smcPlaneShape;   

マーキング メニューまたはメタデータの視覚化オプション(Metadata Visualization Options)を使用せず、このスクリプト メソッドを使用して 2 つのストリームのみを同時に視覚化できます。

関連項目