特定のネームスペースからノードを除去してから、予約したネームスペースをシーンから完全に除去することが必要になる状況があります。たとえば、次のような状況です。
- リファレンス ファイルを親シーンに直接読み込んでから、選択したノードを新しいファイルまたはリファレンスに書き出す場合。
- 他のユーザとネームスペースが競合することなくファイルを参照できるように、現在使用しているネームスペースをクリアする必要がある場合。これは不要な予約済みのネームスペースが含まれたファイルを書き出す場合に有効な手段です。
ネームスペースを除去する際には、リファレンス オブジェクト ネームスペースまたは読み込まれたオブジェクト ネームスペースを親シーン内に存在するネームスペースとマージすることもできます。重複したネームスペースが発生すると、それらのネームスペースがマージされ、重複したオブジェクト名に番号を使用して増分的に接尾辞が付けられます。
ネームスペース エディタ(Namespace Editor)を使ってネームスペースを除去する
- ネームスペースを使用するオブジェクト/ノードを選択して、ノードのネームスペースを決定します。
オブジェクト/ノードのネームスペースがチャネル ボックス(Channel Box)とアウトライナ(Outliner)にハイライト表示されます。たとえば、ネームスペースを割り当てたオブジェクトの名前は次のように表示されます。
spaceJunk:pSphere1
- ネームスペース エディタ(Namespace Editor)で除去するネームスペースを選択します。
- 削除(Delete)ボタンをクリックします。
除去するネームスペースにノードが含まれている場合は削除:(Delete:)ネームスペース ウィンドウが表示されます。
- 削除:(Delete:)ネームスペース ウィンドウで、次のいずれかをクリックします。
- ルートとマージする(Merge with Root)は、ネームスペースをマージし、削除したネームスペースに含まれていたノードをルート ネームスペースに移動します。
- ペアレントとマージする(Merge with Parent)は、ネームスペースをマージし、削除したネームスペースに含まれていたノードを直接の親ネームスペースに移動します。
- 削除(Delete)は、ネームスペースとネームスペースに含まれているノードを削除します。