UV シェル移動ツール(Move UV Shell Tool)

シェル上の単一の UV を選択することで、UV エディタ(UV Editor)の 2D ビューで UV シェルの選択と再配置を行うことができます。再配置される UV シェルがその他の UV シェルとオーバーラップしないよう、自動的に防止することができます。

UV シェル移動ツール(Move UV Shell Tool)を開くには、UV エディタ(UV Editor)ツール > UV シェルを移動(Tools > Move UV Shell)を選択します。

ツール > UV シェルを移動(Tool > Move UV Shell) > を選択すると、ツール設定(Tool Settings)ウィンドウに次のオプションが表示されます。

UV シェルを移動(Move UV Shell)の設定

オーバーラップの回避(Prevent overlap)
オーバーラップの回避(Prevent overlap)設定は、UV エディタ(UV Editor)のビューで既存の UV シェルとオーバーラップする位置に、誤って UV シェルが移動されないように制限します。既定ではオンです。たとえば、UV シェルを選択して移動し、これをすでに既存の UV シェルが占有している領域に再配置すると、選択したシェルは次のいずれかの動作をします。
  • その直前の位置にスナップされて戻る(オーバーラップが大きい場合)。
  • UV シェルをドラッグした方向に基づいて、可能な限り最近接の位置にスナップする(オーバーラップが小さい場合)。
シェルの間隔(Shell spacing)

再配置された UV シェルがその他の既存の UV シェルから分離される距離を、オーバーラップの回避(Prevent overlap)がオンの場合のマップ サイズのパーセンテージとして指定します。

配置の反復(Placement iterations)

シェルの間隔(Shell spacing)の距離を最適に実行するために、オリジナルの位置にスナップして戻さずに 1 つまたは複数の UV シェルを移動する際、ツールが開始位置と終了位置の間をチェックする回数を指定します。この数を大きくすると可能な限り近い結果が出ますが、移動の完了に時間がかかります。選択した UV シェルの数も移動が完了するまでの時間に影響します。既定設定は 16 です。