ポイント クラウド シェイプは、Turtle で生成されたポイント クラウド ファイルを視覚化するのに使用されます。ベイク処理で生成されたポイント クラウドだけでなく、フォトン マップやファイナル ギャザー ポイントでも使用されます。ポイント クラウド シェイプは、Turtle シェルフを使用して、またはスクリプト エディタで次のコマンドを使用して作成します。createNode ilrPointCloudShape;
このフィールドでは、ロードされたポイント クラウドのタイプが表示されます。タイプにより、使用可能なオプションが異なります。照射(Irradiance)および放射(Radiance)のポイント クラウドでは、ファイナル ギャザー オプション(Final Gather Options)に追加設定があります。
この設定が有効な場合、上記で指定したカラーではなく、ポイント クラウド ファイルからのカラー情報が使用されます。これは、たとえばファイナル ギャザー クラウドの強度を視覚化するのに便利です。
Maya 内部で選択されたガンマを使用してポイント クラウドを表示します。ポイント クラウド ファイルは常にリニア ガンマ(1.0)で保存されることに注意してください。
ポイント クラウドに法線の情報が含まれている場合、この設定を使用すると、ビューポートでポイントが法線に沿ってディスプレイスされます。ビューポートでスムーズ シェーディングを使用するときに、サーフェス上にあるポイントの交差を防ぐ(深度カリング)のに便利な場合があります。
ポイントに方向(たとえばフォトンの入射方向)が含まれている場合、この設定は、視覚化する方向の長さを設定するのに使用されます。
ポイントの深度プロパティを使用して、視覚化する必要があるかどうかを判断します。ファイナル ギャザーの結果を特定の深度で視覚化する場合に便利です。
時間(Time)アトリビュートで指定された時間において、指定されたこの最大移動(Max Movement)に適合するポイントだけを表示します。最大移動(Max Movement)が 0 の場合、効果はありません。
ロードされたポイント クラウドが float 配列ポイント クラウド(Float Array Point Cloud)である場合、その値はどう解釈される必要がありますか?すべての使用可能な選択肢は、このドロップ ダウン リストに表示されます。解釈を選択すると、球面調和オプション(Spherical Harmonics Options)またはラジオシティ法線オプション(Radiosity Normal Options)で追加設定ができます。カラー付き SH ポイント クラウドの場合、ビジュアライザでは、すべての R 係数が最初にあり、次にすべての G 係数、そして B 係数が来ることを前提としています。最後の A チャネルは無視されます。カラー付き RNM ポイント クラウドの場合、ビジュアライザでは、最初の基底ベクトルのすべての係数(RGB)が最初にあり、その後に 2 番目の基底ベクトルのすべての係数などが続くことを前提としています。追加の 4 番目の基底ベクトルが使用可能である場合、それが法線方向のカラーをエンコードしていることを前提とします。
球面調和クラウドおよびラジオシティ法線クラウド専用。SH/RNM 関数を評価する空間を設定します(通常は、それがベイク処理された空間)。
この設定が有効な場合、SH ポイントおよび RMM ポイントは球を使用して視覚化されます。無効な場合は、ディレクショナル ライトが SH/RNM 関数の評価方向を指定するのに使用されます。