アニメーションのために手を設定する作業は、キャラクタ設定の中で最も難しいもののひとつです。スムーズ スキニングでは、付近のジョイントの動作によって駆動されるインフルエンス オブジェクトを使用することによって、より微妙なエフェクトを作成することができます。
親指を人差指の方へ動かすと、手の上部の側面に沿った筋肉(m. interossesus dorsalis)がふくらみ、筋肉が張っていることを示します。
手のモデルを作成するとします。その手は、指や手のひらの部分のサーフェスのある NURBS サーフェスで構成されています。また、その手のスケルトンを作成し、スムーズ スキニングによってスケルトンに NURBS サーフェスをバインドするとします。
ここでインフルエンス オブジェクトをセットアップして手の筋肉のふくらみを作成することができます。それには、ポリゴン球を作成して球をインフルエンス オブジェクトとして設定し、さらに球のスケーリングをスケルトンの親指の動作にリンクします。
筋肉のふくらみをシミュレートするためにポリゴン球を作成するには
ポリゴン サーフェスをインフルエンス オブジェクトとして追加するには