単純なコンストレイントをアニメーション レイヤに追加できます。
単純なコンストレイントをアニメーション レイヤに追加するには
- アニメーション レイヤ エディタ(Animation Layer Editor)で
をクリックし、コンストレイントを追加する新しい空のアニメーション レイヤを作成します。 - (任意)アニメーション レイヤの名前を変更して、後でコンストレイントの作成時にコンストレイント オプション(Constraint Options)でこのレイヤを簡単に識別できるようにします。
- 1 つまたは複数のターゲット オブジェクトを選択し、次にコンストレイント対象オブジェクトを選択します。
- 作成するコンストレのタイプに応じて、メイン メニュー バーから次のいずれかを選択します。
-
コンストレイント > ポイント(Constrain > Point)
- コンストレイント > エイム(Constrain > Aim) >
- コンストレイント > ペアレント(Constrain > Parent) >
- コンストレイント > 方向(Constrain > Orient) >
-
コンストレイント > ポイント(Constrain > Point)
- コンストレイント オプション(Constraint Options)ウィンドウで、アニメーション レイヤ(Animation Layer)プルダウン メニューを使用してコンストレイントを追加するアニメーション レイヤを選択します。必要に応じてその他のコンストレイント オプションを設定します。推奨オプションは以下のとおりです。
- オーバーライドするレイヤの設定(Set Layer To Override)をオンにして、選択したレイヤが自動的にオーバーライド モードに設定されるようにします。オーバーライド レイヤでレイヤ化したコンストレイントを使用して下層のアニメーションをブロックすると、コンストレイントの完全なエフェクトを確認できます。このセットアップは、加算レイヤを使用してコンストレイント上にアニメーションを追加する場合に理想的です。
- オフセットの保持(Maintain Offset)をオンにして、選択したオブジェクトが予期せず移動することがないようにします。
これでアニメーション レイヤにコンストレイント アニメーションが追加され、シーンの結果アニメーションに影響を与えるようになります。
ヒント:オブジェクト上に複数のコンストレイントが存在する場合に、それぞれのコンストレイントをオーバーライド アニメーション レイヤに追加すると、各レイヤのウェイトを操作して、コンストレイント間のブレンドを作成できます。
コンストレイントを含むアニメーション レイヤに対する既知の制限
コンストレイントを含むアニメーション レイヤを使用する場合は、以下の既知の制限事項と回避方法に注意してください。
- アニメーション レイヤ エディタ(Animation Layer Editor)の書き出しツールを使用して、コンストレイントを含むレイヤを書き出すことはできませんアニメーション レイヤを読み込み/書き出すも参照してください。
- グラフ エディタ(Graph Editor)は、コンストレイントを持つアニメーション レイヤの一部をサポートしていません。コンストレイント アトリビュートは、レイヤに追加されている場合でも、常に、Base Animation と関連付けて表示されます。
- ドリブン キーの設定(Set Driven Key)カーブをアニメーション レイヤに追加した後で、ドリブン キーの設定(Set Driven Key)ウィンドウを使用して、このカーブを編集することはできません。ただし、グラフ エディタ(Graph Editor)を使用して編集することはできます(ドリブン キーの設定も参照)。
- 新規ターゲットをアニメーション レイヤに移動した後で、マルチソース コンストレイントに追加することはできません。代わりに、コンストレイントのインスタンスを複数持つレイヤを複数作成してから、目的のエフェクトが得られるようにレイヤのウェイト値を調整します。