トラブルシューティング: 法線マッピング

法線マップに継ぎ目または不正なライトが表示されます。

カラー管理シーンに法線マップを追加する場合、マップのカラー スペースをRawに設定する必要があります。これは、法線マップにはカラー データではなくスカラー データが含まれており、カラー管理をしないようにする必要があるためです。カラー管理を有効にすると、イメージ ファイルはカラー管理(Color Management)プリファレンスの入力カラー スペース規則(Input Color Space Rules)で決定されたカラー スペースを最初に使用します。既定では sRGB です。各法線マップのファイル(File) アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、カラー スペース(Color Space)を個別にRawに設定できます。「テクスチャおよびその他のイメージの入力用のカラー スペースを指定する」を参照してください。

シーン内に複数の法線マップがある場合は、ファイル名などに「norm」という文字が含まれるすべてのファイルが入力カラー スペースとしてRawを使用するようにルールを設定できます。この方法では、法線マップのファイル名に「norm」という文字を使用するだけでよく、各ファイル ノードのカラー スペースを個別に手動で設定する必要はありません。「入力ファイルにカラー スペースを割り当てるための規則を定義する」を参照してください。