「コンテンツ ブラウザ」では、複数の場所にあるフォルダ間をナビゲートし、コンテンツ(Content)パネルでファイルを検索して、これらのファイルを読み込むことができます。
フォルダをナビゲートする
左にある参照(browsing)パネルでフォルダ構造を展開し、右側のコンテンツ(Content)パネルでコンテンツを表示するフォルダを選択します。
注: 既定では、コンテンツ ブラウザ(Content Browser)を開くと例(Examples)タブが表示されますが、次にそれを開いたときは最後に選択した位置に移動します。
コンテンツ ブラウザ内の要素
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次を実行できます。
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1: 参照(browsing)パネルのタブ
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コンテンツ(Content)パネルでコンテンツを表示するには、ロードするデータの場所を探し、フォルダ構造を展開し、フォルダを選択します。
- プロジェクト(Projects)では、プロジェクトがツリー ビューに表示されます。既定では現在のプロジェクトが表示されますが、このタブの上部にある現在のプロジェクト(Current Project)リストで別のプロジェクトを選択できます。
このタブの下部にあるプロジェクトの設定(Set Project)ボタンをクリックして、別のプロジェクトを現在のプロジェクトとして選択および設定できるブラウザを開くか、あるいはプロジェクト ウィンドウ(Project Window)ボタンをクリックして、新しいプロジェクトを作成または既存のプロジェクトを修正できる「プロジェクト ウィンドウ(Project Window)」を開きます。
- ファイル システム(File System)は、ローカルまたはネットワークのフォルダをツリー ビューで表示します。
- 例(Examples)には、Maya LTの ¥Examples インストール フォルダにあるサンプル コンテンツのライブラリが表示されます。
- お気に入り(Favorites)には、お気に入りとして追加されているフォルダとファイルが表示されます。
お気に入り(Favorites)タブに追加する方法と、独自のフォルダを作成する方法については、「コンテンツ ブラウザをカスタマイズする」を参照してください。
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2: パス バー
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コンテンツを検索するには絶対パスを選択するか、入力します。
- そのフォルダを直接開くには、パス バーでフォルダ名をクリックします。
- そのフォルダを開くには、パス バーに絶対パス名を入力します。これにはローカルまたはネットワーク上のフォルダへのパスを指定することができます。
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3: 戻る / 進む矢印
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直前に参照した前および次の場所にナビゲートします。
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4: ナビゲーション矢印
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最近使用したナビゲーション履歴が表示されるメニューを開きます。移動する場所を選択します。
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5: 1 つ上のフォルダ レベルに移動アイコン
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現在のフォルダの上にあるディレクトリを開き、コンテンツ(Content)パネルにコンテンツを表示するには、コンテンツ(Content)パネルで、アイコンをクリックします。
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6: 検索フィールド
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コンテンツ(Content)パネルに現在表示されているコンテンツを検索します。詳細については以下を参照してください。
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7: ファイル
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ビュー(View)パネルにドラッグ アンド ドロップするなど、別の方法でシーンにファイルを読み込みます。
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ファイルを検索する
コンテンツ(Content)パネルの上部の検索フィールドを使用して、現在のフォルダのコンテンツ内のファイルを検索することができます。
- 一致するファイルを検索するには、文字列を入力を開始します。ファイルは、入力した文字列と一致するように自動的にフィルタされます。
- ワイルドカード(*)を使用すると(たとえば *ee)、その文字列が含まれている名前を持つすべてのファイルを検索します。
- ファイル タイプの拡張子(.ma または .jpg など)を入力すると、そのタイプのすべてのファイルを検索します。
検索フィールドをクリアするには、右端にある X をクリックするか、コンテンツを選択し、[Delete]または[Backspace]キーを押します。
シーンにファイルを読み込む
1 つまたは複数のファイルを読み込むには
- 1 つのファイルをダブルクリックします。
- 選択した 1 つまたは複数のファイルをビュー(view)パネルにドラッグ アンド ドロップします。
- 選択した 1 つまたは複数の .mlt、.ma、.mb、または .fbx ファイルを右クリックし、読み込み(Import)を選択します。また、 アイコンをクリックして読み込みオプション(Import Options)を開くこともできます。
- .mel ファイルの場合は、ソース MEL ファイル(Source mel file)を右クリックして選択します。
- .py ファイルに対して onMayaDroppedPythonFile メソッドを自動実行するには、シーンにこれらをドラッグ&ドロップします。
- スタンプをスカルプトの場合は、選択されたスタンプを使用(Use selected stamp)を右クリックして選択します。詳細については「スタンプ」を参照してください。
- イメージファイルの場合は、アイコンを右クリックして、これらのオプションの 1 つを選択します。
- 通常のファイル テクスチャとしてファイルを開く(Open file as normal file texture): 通常のテクスチャの場合、Maya LT では、テクスチャ マップがジオメトリ特性にしたがって適用されます。テクスチャは UV 情報に基づいてポリゴンに配置されるか、パラメータ化された情報に基づいて NURBS サーフェスに配置されます。
- 投影したファイル テクスチャとしてファイルを開く(Open file as projected file texture): 投影テクスチャを作成するため、Maya LT では、2D テクスチャを 3D 空間に投影することによって、テクスチャ マップが 3D オブジェクトのサーフェスに適用されます。つまり、Maya LT ではジオメトリ特性とは関係なく独自にテクスチャ マップが投影されます。
- ステンシルしたファイル テクスチャとしてファイルを開く(Open file as stencilled file texture): イメージ ファイルやテクスチャをサーフェスに配置し、その配置とサイズを操作し、ラベルにみせかけることができます。マスキング技法を使用して、イメージの不必要な部分を非表示にすることができます。