最大せん断応力位置の検出

モデルの最大せん断応力の発生位置を検出するには、まず発生時間を確定して、せん断応力プロットを設定する必要があります。

  1. 結果を含む解析を開くか、解析を実行します。
  2. スタディ タスク ペイン内またはモデル ペイン下の[ログ]チェック ボックスを選択します。 [モデル] 枠の下のログ枠に、テキスト形式のログ ファイルが表示されます。
  3. ログ ペインで[解析ログ]タブを選択します。 解析ログのテキスト形式の説明が表示されます。次に、最大せん断応力が、充填または保圧過程で発生しているかを確認します。
  4. 解析ログをスクロールして、" [成形品の充填過程の結果サマリー] "というタイトルの付いたセクションを探します。
  5. [壁面せん断応力: 最大]の発生時の最大値を記録します。 例: 壁面せん断応力: 最大(3.366 s で) = 0.4676 MPa
  6. 解析ログをスクロールして、" [成形品の保圧過程の結果サマリー] "というタイトルの付いたセクションを探します。
  7. [壁面せん断応力: 最大]の発生時の最大値を記録します。
  8. 記録した 2 つの値を比較します。最大圧力値が発生している時間を記録します (通常、保圧過程で発生します)。
  9. スタディ タスク ペイン内の[充填+保圧]の下にある[壁面せん断応力]チェック ボックスを選択します。
  10. 事前に記録した時間に相当する結果フレームになるまで、[アニメーション]ツールバーの[進める] [進める]を繰り返しクリックします。 プロット時間は、画面の右上隅のプロット タイトルの下に表示されます。
  11. スタディ タスク ペインで[壁面せん断応力]結果を右クリックして[プロパティ]を選択します。
  12. [オプション設定]タブで、[ノードの平均化]の選択を解除して、[OK]をクリックします。 最大せん断応力位置には、最大せん断応力値(既定で赤色)が割り当てられています。