ビーム数診断

ビーム要素数診断を使用して、冷却管またはランナー システムをモデリングするのに使用したカーブ毎のビーム要素数の診断プロットを表示します。ビーム数が少ない場合は、メッシュ密度が不十分であり、解析精度に悪影響を及ぼすことを示します。

この診断にアクセスするには、[ビーム数] ([メッシュ]タブ > [メッシュ診断]パネル > [ビーム数])の順にクリックします。

[表示]をクリックし、[診断ナビゲータ]を開き、結果を視覚的に表示します。[診断ナビゲータ]がリボンの一番右側に表示されます。潜在的な問題がある次の要素に移動するには、矢印をクリックします。

ダイアログ ボックスの要素

最小
診断結果で強調表示する隣接するビーム要素の最小数を入力します。
最大
診断結果で強調表示する隣接するビーム要素の最大数を入力します。
メッシュ/モデルの表示
診断結果のみを表示するか、診断結果と一緒にモデルを表示するかを指定します。
診断レイヤーに結果を表示
他のレイヤーから分離したレイヤーのメッシュ/サーフェス診断結果を保存するかどうかを指定します。このオプションを選択した場合、診断コマンドにより、診断レイヤーが存在しない場合は自動的に作成されます。
表示エンティティに制限
このオプションをオフにして診断プロットを表示すると、関連するすべてのエンティティに対して診断チェックを実行します。モデルを変更する度に、表示される診断プロットは自動更新されます。大規模なモデルで、モデルを変更する度に診断プロットを自動更新すると、特に要素のオーバーラップまたは交差を修正するメッシュの編集に要する時間が大幅に長くなります。

このオプションをオンにすると、表示エンティティのみに対して診断チェックを実行します。モデルで確認する領域のみを表示して、その他の部分を非表示にすることで、プロットの更新速度と作業効率性が向上します。

通常、[診断レイヤーに結果を表示]と組み合わせて使用する[表示エンティティに制限]を選択し、[表示]をクリックします。[診断結果]レイヤーの問題のある要素は、レイヤーを展開します。問題のある要素をクリーンアップして、メッシュ編集ツールで[適用]をクリックする度に、表示要素でのみ診断が再計算されます。