パスラインは、時間の経過とともに流体が流動する場合の個別の流体粒子が辿る軌跡線です。
パスライン プロットはすべてのメッシュ要素全体のパスライン フローを計算します。このため、細かくメッシュされたモデルに表示する場合、計算に必要な時間とシステム リソースは多くなります。[パスライン プロット]ダイアログ ボックスの[密度]スライダを下げることによって、必要な時間およびシステム リソースへの影響を減らすことができます。
重要: パスライン プロットはメッシュ密度および速度結果の両方に依存します。複雑な解析に対するパスラインの有効範囲を取得するには、ソルバー出力のメッシュ密度と数を増やす必要があります。このことは、慣性あるいはジェッティングを含む解析の場合は特に顕著です。
パスラインは、特定の期間における流動内の特定の流体粒子のパスを「記録」するものとして考えることができます。そのパスラインに沿った流体粒子に関して、次のデータをプロットできます。
- 速度
- 温度
- 時間
- せん断速度
- 圧力
この機能は、次のメッシュ タイプでサポートされます。
3D
- 熱可塑性樹脂射出成形、
- 熱可塑性樹脂オーバーモールディング、
- リアクティブ成形。
パスライン プロットにアクセスするには、充填を含む解析を実行します。