このツールを使用して、設計に金型インサートを作成します。金型インサートには、コアの作成に特殊鋼を使用する、または除熱の効率化に銅合金を使用するなど、金型ベースの他の部分とは異なる材料を使用できます。このツールにアクセスするには、
(をクリックします。
別の金型材料でのモデリングに加えて、金型インサートはインサートと金型の他の部分との間の熱の境界面を示します。
注: インサートは、閉じたボリュームとしてモデル化されます。オプションとして、バッフルのようにインサート内を通過する水管を設置できます。
ダイアログ ボックスの要素
- 選択
- 作成する金型インサートを定義するモデル エンティティを選択します。
- 方向
- 金型インサートの方向を指定します。指定できる方向は次のとおりです。
- 成形品に垂直
- X 軸に平行
- Y 軸に平行
- Z 軸に平行
- 投影距離
- 金型ベースからの投影距離を指定することで、金型インサートのサイズを指定します。
- 指定:
- モデル エンティティの作成とプロパティの割り当てが同時にできます。
例:
- カーブを作成して、それにランナー プロパティを割り当てる。
- リージョンを作成して、それに成形品表面プロパティを割り当てる。
モデル エンティティとして作成するオプションが選択できる場合があります。この場合は、プロパティは割り当てられません。このオプションは、たとえば、カーブを作成してリージョンを構築する場合に適しています。リージョンに対してはプロパティを割り当てる必要がありますが、カーブにはプロパティを割り当てる必要はありません。
ヒント: エンティティのプロパティを変更するには、[変更]をクリックします。
- フィルター
- フィルターは、目的のモデルまたはメッシュ エンティティを選択する場合に役立ちます。フィルターを使用すると、ポインタは指定したエンティティにスナップします。