ゲート接続直径は、充填解析または充填+保圧解析の際に3D 連成フロー ソルバーで使用できます。
このダイアログ ボックスにアクセスするには、充填または充填+保圧を含む解析順序を選択します。[次へ]をクリックして、[充填設定]ページまたは[充填+保圧設定]ページを表示します。[アドバンス オプション]をクリックした後、[ソルバー パラメータ]グループの[編集]をクリックします。[熱可塑性樹脂射出成形ソルバー パラメータ(3D)]ダイアログ ボックスで、[充填+保圧解析]タブを選択します。ソルバー設定グループで、[連成ソルバーの使用]を選択して、[ソルバー パラメータ]をクリックします。
をクリックします。[ゲート接続直径]オプションを選択すると、モデリングしたゲートやランナー システムを配置していない場合(直接射出)、各射出ノードの直径は仮想ゲート直径となります。これによりフロー フロントの予測精度、およびゲート周辺のジェッティング表現および圧力結果の精度が向上します。ただし、可能であれば、モデリングしたゲートやランナー システムを組み込むことをお勧めします。
適切なゲート直径を割り当てるには、メッシュに応じた上限値と下限値を適用します。射出ノードの有効表面積 (A) は、ノードを囲む四面体表面ファセットの合計面積の 3 分の 1 として算出できます。(A)から有効直径(D)が計算されます。これにより、上限値の設定は(10D)、下限値の設定は(D)となります。
これらの計算の結果、複数の射出位置が指定された場合、各ゲートの直径は異なることがあります。
複数の射出位置を設定した場合は、成形品形状やファセット サイズに関係なく、すべてのゲートのサイズ、温度、圧力、および収縮は同じになります。